内容説明
蒙古襲来のあとさき、鎌倉武士たちの行動と精神のかたちを、いきいきと蘇らせる。
目次
第１章 蒙古襲来絵詞をほどいて地方武士の声を聞く（絵巻をほどく前に…；文永の合戦の巻 ほか）
第２章 霜月騒動で殺された安達泰盛とは何者か（安達氏系図をたどる；「北条氏を追い抜こうとした男」 ほか）
第３章 北条時頼の廻国伝説の意味すること（謡曲や『太平記』にみる時頼伝説；時頼の廻国は事実か虚構か ほか）
第４章 「北からの蒙古襲来」と津軽・十三湊の繁栄（「北からの蒙古襲来」とは何か；中世東北の実力者安藤氏 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白隠禅師ファン
9
『蒙古襲来絵詞』を読み解いていく内容がメインでした。竹崎季長と安達泰盛のことが好きな人必見。竹崎季長のことをここまでしっかり扱っている一般書はこれぐらいかも。2024/10/01
めめんともり
0
蒙古襲来前後の武士たちの在り様を描いた本。話し言葉で書かれているので、当時の人々の息遣いを感じながらすんなり読める。2013/12/22
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