マロー・ボーイズ―放送ジャーナリストたちの栄光と屈辱

マロー・ボーイズ―放送ジャーナリストたちの栄光と屈辱

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  • サイズ B6判/ページ数 585p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140804643
  • NDC分類 699.253
  • Cコード C0000

内容説明

「ジス…イズ・ロンドン」第2次大戦下の欧州から、それまで新聞記者に頼っていたラジオレポートを初めて自らの言葉と声で送ったCBSのエド・マロー。彼が組織した若き特派員チームは“マロー・ボーイズ”と呼ばれ、キラリと光るレポート、冒険の数々でスターとなる。戦後のアメリカは、ドラマなき平和、マッカーシズムの狂騒、娯楽化・商業化への傾斜を強めるテレビ時代へと移り、先駆者たちは居場所を失っていった。―ニュースキャスターの元祖的存在であり、アメリカの良心として今も敬愛されるマローと11人の弟子たちの奮闘と、20世紀のメディア「放送」の変容。

目次

第1部 1937‐1945年(未来からの声;マローとシャイラー;「ではロンドンからお伝えします」 ほか)
第2部 1945‐1961年(凱旋した勇者たち;「危機の歳月」;骨肉の争い ほか)
第3部 1961‐1992年(三つの辞任劇;永遠の別れ;映像の偏重 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sasha

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第二次世界大戦を、戦火のヨーロッパからラジオを通してアメリカに伝えた記者集団。エド・マローと彼に見出された11人の記者たちの群像。それぞれに個性的で知識も豊富で自分の言葉で語ることの出来た彼らは、テレビ時代を迎えると次第に冷遇されて行く。それは、太陽であったマローも例外ではない。ニュースがニュースとしての価値を持っていた時代、それを伝えた記者たちがいたことを忘れずにいたい。2012/12/03

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