グッチ家・失われたブランド―イタリア名門の栄光と没落

グッチ家・失われたブランド―イタリア名門の栄光と没落

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140803288
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0395

出版社内容情報

世界ブランド「グッチ」を創った一族が味わった、栄光と挫折
家族の内紛によって「グッチ」の経営権を失ったグッチ一族。創始者の孫ロベルトは、過去の栄光を取り戻すため、新事業を自らの家族とともに始めるが…。華やかな有名ブランドの反映から没落まで、ロベルトの人生を通して描いたノンフィクション。

内容説明

ファッション界で世界的な成功を収めたグッチ一族。しかし、醜い一族の内紛によりファミリービジネスは崩壊する。三代目当主ロベルトは、過去の栄光を取り戻そうと新ブランドを創設、ふたたび家族で事業を展開するが…。ビッグネームゆえの栄光と挫折、それを味わったひとりの男を描いたヒューマン・ドキュメント。

目次

序章 没落したプリンス
第1章 「グッチ」を去る日
第2章 栄光のブランド
第3章 家族の掟
第4章 “ノー・ネーム”の再出発
第5章 激突する父と息子
第6章 社長室の涙―家族の絆
終章 プレゼント

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごく

14
再読。オリンピック選手入場時、ラルフローレン着用国が数国あり、昔手にした『ラルフローレン物語』を思い出す。値を吊り上げ高級化を図り成功したブランド。同時期手にした1冊。創業一族の骨肉争いはありがちだが、一族が一掃されるというのは稀。GUCCIO GUCCIという創業者名も強烈で、ローレン同じく貧困層出身。実は、米国のお陰で大成功したというのも興味深い。フィレンツェは京都のような印象でGUCCI家は伝統継承する一族と思っていたが三代目で崩壊。冨と栄華に飲まれたのは知恵を蓄える前に偶然成功したからか?2022/01/12

0
家族経営とはとても大変なもののように思えた。この本を読むとブランドの経営から去ったロベルトの再起を応援したくなる。2012/08/23

monel

0
☆ジョースター家なみに呪われたグッチ家の深紅の秘伝説。家族同士で殺し屋を雇って殺し合い、最後には……。悪いけどドラマチックすぎる。読み終えたあと、グッチではなくなってしまった、本物のグッチ(読めばわかる)を応援したくなる。2008/11/21

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