故宮博物院〈１〉南北朝～北宋の絵画

小川 裕充【監修】/日本放送出版協会【編】

ＮＨＫ出版（1997/11発売）

• サイズ B4判／ページ数 89p／高さ 32cm
• 商品コード 9784140802793
• NDC分類 708
• Cコード C0371

出版社内容情報

故宮博物院　第１巻　―南北朝～北宋の絵画
夜宴に耽る男女を描く「韓煕載夜宴図」、北宋山水画の精華・郭煕「早春図」、都市風俗図の大作「清明上河図」など、南北朝から北宋へと至る中国絵画の歩みを、北京、台北の両故宮所蔵の名画が語りかける。

内容説明

墨と筆が冴える美人画、花鳥画、また山水画。伝統の技は深化し、玄妙の世界は広がっていく。故宮の名画で綴る中国絵画の歩み。

目次

カラー図版（南北朝～北宋の絵画）
本文（北宋絵画への道程；文物解説；文物への視点　宋代社会への扉―『清明上河図』の世界；ｅｓｓａｙ　唐山遠望　私が山水画を好きなワケ（南伸坊））

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[街場マチ子]

図書館本、大学のレポート書きの資料として。美しい図版。これぞ、ザ・中国山水！な名品が目白押し。故宮博物院展にも行かなくちゃ！それにしても、日本と中国の山水画のこの違いは何なのか。中国山水には、日本のそれにはないミメーシスがある。大陸と島国の圧倒的な自然のスケールの違いも関係しているように思う。

2014/08/11