内容説明
下の二人の子供が自閉症との診断を受け、その回復にむけての闘いの記録を自ら綴ったのが本書である。
目次
第1部 アン―マリー(不安;恐ろしい可能性;自閉症;異星人になった娘;罪の意識;救いを求めて ほか)
第2部 ミシェル(真実の痛み;息子もまた…;回復への歩み;「お兄ちゃん!」;しつけについて考えること;遊びの約束 ほか)
第3部 そして、私
第4部 さらに考えること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Murata Junichi
1
ABAによる療育(当時はロヴァース博士の早期療育)が注目され始めた時期のもので、今となってはやや古いかもしれないが、親の苦悩がリアル。母が参考にし、仕事に役立てばと譲ってくれた家族書籍シリーズの第1弾。
土田愛夏
0
自閉症を持つ母の移り変わる気持ちに自分を重ねているようだった。書かれたのが結構前なので自閉症の療育が精神分析的なものが主流だったのが驚き。また子供の療育頑張ろうと勇気づけられた。だけど、自閉症ってやっぱり治らないものだと思うから完治した!って言い切っちゃうのはどうなのかな…と言うところは疑問。 2020/08/25