皇帝ニコライ処刑―ロシア革命の真相〈上〉

皇帝ニコライ処刑―ロシア革命の真相〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140801062
  • NDC分類 238.07
  • Cコード C1022

内容説明

荘麗な舞踏会、皇太子と公女の果てしない愛の誓いは、国境を、そして宗教を越えた。全米大ベストセラー、新資料・新証言による決定版。

目次

1部 皇帝の日記の瞥見(「血のフィアル」;青年の日記;新帝の日記;帝国壊滅のリハーサル;強力な二人;皇帝の家族;幸福な君主の日記;王朝のエピローグ)
2部 ニコライとアレクサンドラの死(アトランティスの消滅)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しん

3
ニコライ二世は皇帝でなければ、子煩悩で妻思いの優しい父であり夫であり続けたものを、皇帝になったばかりに悲惨な運命に巻き込まれていく。ロシア人らしからぬほど優しい人だ。「坂の上の雲」で見たニコライ二世像は日本の要求を一考だにしない冷徹なイメージがだいぶ変わった。妻の意見に振り回されたり、取り巻きに振り回される専制政治の弱点をよく書き上げている。ただ、ロシア人の名前は覚えにくいし、同じ名前がたくさん出てくるので読むのにとても時間が掛かった2015/01/23

印度 洋一郎

3
ロシア帝国最後の皇帝の生涯を追った評伝。誕生、青年時代のロマンス、后となるアリックスへの恋、若くしての即位と華麗なる皇帝の人生が綴られていく。優柔不断で皇帝の器ではないと言われているが、当らずしも遠からず。ルイ16世もそうだが、皇帝という立場から、あの時代の変化に対処するのは容易ではなかったろう。善良である故の立ち回りの悪さ、そして後継ぎの皇太子の健康問題に端を発するラスプーチンと妻との関係で、どんどん皇族からも孤立し、国民からも憎悪の的となっていく。悲劇というには必然性があり過ぎるところが又哀しい。2014/11/29

nukuteomika

0
語り口などすべてにおいてアレクサンドル二世暗殺の方が勝っているな2010/06/30

takao

0
ふむ2025/04/21

aki

0
読了2024/11/03

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