目次
第1部 傷ついたインナーチャイルドの問題(傷ついたインナーチャイルドが人生を汚染する仕組み;いかにして、ワンダーチャイルドは傷つけられたか)
第2部 傷ついたインナーチャイルドの再生(オリジナルペイン・ワーク;乳児期の自己を再生する;歩行期の自己を再生する;学童前期の自己を再生する;学童期の自己を再生する;自分のまとめ、新しい思春期)
第3部 傷ついたインナーチャイルドの擁護(新しい力の源として、おとなの自分を利用する;インナーチャイルドに新しい許可を与える;傷ついたインナーチャイルドを守る;矯正のエクササイズの実行)
第4部 新生(新生の普遍的なシンボルとしてのチャイルド;イマーゴ・デイとしてのワンダーチャイルド)
エピローグ 「ホーム、エリオット、ホーム!」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
caramel
11
具体的なインナーチャイルドを癒す方法が書かれていて、グループでやるものも多く1人で書かれてある事全てこなすのは環境が整っていないと難しいですが、内容はとても参考になりました。取り組めそうなものもあるし、それをネットで調べたりしたら他にも色々あることが分かったのでとても有益でした。どんなワークも何度もやることで変わっていくそうなので諦めずに取り組んでいきたいです。2022/10/23
fumikaze
3
昔、アダルトチルドレン関係のワークショップに頻繁に通っていた時に読んだ本。具体的なワークの仕方が書いてあるが実際に1人でやるのは難しいだろう。参考図書として使える(かもしれない)。自分の中の子供(インナーチャイルド)に語りかけていくのは、ある意味つらい作業になる。
29世紀
2
☆4☆ワークをしながら読んだので、相当長い時間がかかりました。それでもグループで行うワークや瞑想は飛ばしたのですが。事例が海外だし古いのでやや違和感はありますが、親が子どもに及ぼす影響というのは変わらないなと思いました。そして、「汚されたインナーチャイルドがその後の人生を汚染する」というのはその通り。結局スキーマとして残ってしまうことが理解できました。自分の中のチャイルドをワンダーチャイルドにしていくこと。それには訓練と時間が必要だということも納得です。2022/06/02
Dice/K
1
「ブラックメール―他人に心をあやつられない方法」から参照されてたので読破した。17年近く前なので記載の古めかしさとか、アメリカっぽさとかで、チト読みにくいがしっかりと書いてあるので読み応えがある。小さい頃に感じた事を素直に表現し受け止め認める、ことが最初のステップということなのだろうなぁ2020/02/29
ゆきの
0
成長の各課程で満たされるべき欲求があり、それを欠いたまま大人になると傷ついた子ども心が大人としての自分の暮らしをむしばんでしまう。 自分の中にある満たされない欲求が恥ずべきものではなく、各成長段階での当たり前のものだと知れたことが癒しになった。2022/04/14