内容説明
「青果店に並ぶ品種が少ない」そして「栽培は簡単」。まさに家庭で栽培したい果樹、イチジク。ぜひ食べてみたい極上品種をたっぷり紹介しつつ、よりおいしい果実を収穫するための毎月の管理・作業を徹底解説する、ビギナーからマニアまで満足の、充実のイチジク本。
目次
イチジク栽培へのいざない(太古より栽培された重要作物;育ててみたいイチジクの品種)
植えつけと仕立て方(苗木の植えつけ(素掘り苗の鉢への植えつけ;1年生ポット苗の鉢への植えつけ;素掘り苗の庭への植えつけ)
仕立て方(主幹形仕立て;扇(Y字)仕立て
一文字仕立て))
12か月の作業と管理(春を迎える前の最終チェック;植え替え;植え替え困難な大鉢植えの場合 ほか)
著者等紹介
大森直樹[オオモリナオキ]
1958年生まれ。岡山県で果樹苗専門ナーセリーを経営。果樹栽培を家庭で楽しむための育て方や品種などを日々研究している。特にイチジクに関しては毎年のように品種の研究のため海外に赴き、それぞれの果実の味や成長の特性にも造詣が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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それいゆ
52
家にイチジクの木が10本ほどあるのですが、剪定は自己流です。でも毎年8月末頃になると次々に実が熟して食べきれない日が続きます。学校帰りの子どもの手に乗せてやったりしています。このあいだも、お母さんに連れられた幼児が、通りすがりに「あっ!イチジクだ!」と叫んだので、木からちぎって渡してあげました。嬉しそうな「ありがとう」という感謝の言葉が返ってきまさした。2013/10/19
ロア
19
もぎたてイチジクを毎日食べるという野望を実現すべく、お勉強。苗さえ手に入れば次の夏から毎日食べ放題〜♪と思っていたけど、甘かった…(ノ∀`;)植え付け一年目は収穫のことは考えちゃダメ!まずは土台となる幹や枝をきちんと仕立てることが先決で、一年目にそこを頑張っておくと、翌年以降からは収穫を楽しめて、さらに樹形もコンパクトに維持管理しやすくなるとのこと。知らなかった!(。+・`ω・´)この本読んどいてホント良かった…。そんな私の元に、もうすぐブラック・ケーキとホワイト・ゼノアがやってきます(∩^ω^∩)2018/10/22
BEAN STARK
7
栽培からレシピまで、まるごとイチジクの本。1月の寒さはやや苦手なイチジク。夏果と秋果がある。漢字で『無花果』と書かれるも花は大量にある、実の中のツブツブがそれ!!2013/10/19
まーや☆彡
4
難しそうで育成は断念。栄養満点なので食べる方で。2013/11/05
悸村成一
2
我が庭のドーフィンの為に読んだのだが、夏果も秋果も知らずにいた。剪定、芽欠き、オイル技なども含めて至れり尽くせりの様相。図書館本。292017/01/20