ブレイン・ルール―脳の力を100%活用する

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  • サイズ B6判/ページ数 366p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140395028
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0098

内容説明

脳の力を100%活用するための12のブレイン・ルール。

目次

運動―運動で脳力がアップする
サバイバル―人間の脳も進化をとげた
配線―脳は人それぞれに配線が異なる
注意―人は退屈なことには注意を向けない
短期記憶―繰り返しておぼえる
長期記憶―おぼえてなお繰り返す
睡眠―たっぷり眠ればよく考えられる
ストレス―ストレス脳はふだんどおりに学べない
感覚の統合―より多くの感覚を刺激する
視覚―視覚はどんな感覚も打ち負かす
ジェンダー―男性と女性の脳はちがう
探検―人はみな生まれながらのたくましい探検家

著者等紹介

メディナ,ジョン[メディナ,ジョン][Medina,John J.]
分子発生生物学者として、人間の脳の発達や精神障害の遺伝学的研究を専門とし、研究コンサルタントとしてバイオテクノロジー産業や製薬産業でメンタルヘルスの研究に長年従事する。シアトルパシフィック大学脳応用問題研究所所長、また同大学の共同客員教授も務めるかたわら、ワシントン大学医学部生体工学科でも教鞭をとる。2004年には権威ある米国工学アカデミーの客員研究者に任命される。これまでにワシントン大学工学部の年間最優秀教授に一度、メリル・ダウ製薬会社から医師への生涯教育における年間最優秀教員に一度、生体工学科学生会からも年間最優秀教授に二度選ばれている。また全米教育協議会のコンサルタントを務め、神経学と教育の関係について定期的に講演をしている

小野木明恵[オノキアキエ]
翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

37
記憶力に関する本を読んでいて、この本の内容が引用されていることが多いこともあり前々から興味があったがようやく読むことができた(現在は中古でしか手に入らない?ぽい)。著者は分子発生生物学者のジョン・メディナ、表題どおり、脳の力を100%活用する方法がわかりやすく解説されている(本には解説DVDも付属)。運動によって脳の力はアップする、効率の良い睡眠で脳の力は増す、脳の力を弱めるストレスとの戦い方から効率のよい短期記憶・長期記憶の方法まで余すことなく脳の活用方法が語られる。2019/08/09

Koichiro Minematsu

15
分子発生生物学専門の著者が、脳の働く仕組みを12のルールとして説明。なるほどの連続でした。説明されたルールで学校や職場の環境が改善されれば、きっと脳の力はもっと発揮されることでしょう。簡単なところで、毎日の20分程度のウォーキングなど、運動との脳への影響は興味がもてた。2018/10/06

Jiemon

8
知覚処理は、私たちが世界を知覚する手助けをしているだけではない。すべての知覚を支配している、に驚き。視覚は他のどの感覚よりも勢力が強く、脳の資源の半分を使っている。視覚の解析は、多数のステップを踏んで行われている。水晶体を通った逆転した映像は視覚野が流れを処理し、動きや色を捕らえる。盲点の空白画像はその周辺の画像が補填する。これが作者の言う、脳が物を見ているということ。学習や記憶が最も進むのは絵を使う場合であって文章や口頭で伝える場合ではない。効率よく情報を伝えたいのであれば絵を多用するべきである。2015/12/29

nonnomarukari(ノンノ〇(仮))

6
頭の能力を最大限に発揮してみたいと考えてみたので読んだ。基本的には脳の仕組みについてを詳しく書いている本だったが、実践的なアイディアも豊富なのでこれを参考にして勉強に役立ててみたいと考えている。25分区切りの勉強方法やら昼寝もそうだが、間に運動もきちんとやらないとな・・・・。2011/07/04

mashumaro

5
私たちが見ているものは、真実ではないかもしれない。全ては脳が経験と予測に基づいたフィクションである。本当に面白い本だった。何となく感じていた性差による違和感、効率の悪い現状の学習と仕事などなど、気づかされることがたくさんありました。行動経済学にも通じるところがあり、人付き合いにおいてのヒントにもなります。そして何より心に響く、好奇心を忘れないところに老いは無し!2021/02/28

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