もしもねこがそらをとべたら

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もしもねこがそらをとべたら

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  • サイズ B4判/ページ数 32p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784140361535
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

どうすれば、ねこはとりやさかなたちとけんかせずになかよくすごせるだろう?

ぼくは想像してみる。もしもねこがそらをとべたら、うみをじゆうにおよげたら、のびのびとあそびたいかもしれない。でも、しずかにくらしていたとりやさかなたちはなんて思うだろう? どうしたら、だれかとあらそったり、きずつけたりしないでいられるだろう――

自由を求めて時に空を飛んだり、時に別の生き物に姿を変えたりするたびに、ねこは周囲の生き物とたちと摩擦を生んでしまう。自分の欲求に素直に遊ぼうとしただけのねこは、どうすればみんなと楽しく、仲良くやっていけるのか。世界中で分断と対立が進むいま、豊かに想像する心が他者との関わりや思いやることの大切さを刺激してくれる、優しさと想像力あふれるねこの絵本。

戦争を知る最後の世代として、長年国内外でアート活動を通じて世界平和の実現を伝えてきた黒田征太郎さん。絵本などでの作家業を通して、近年では日常の尊さを作品で綴ってきた西島三重子さん。混迷を極めるロシアのウクライナ侵攻やイスラエルとパレスチナの問題など世界中で対立や分断が進むなか、「命の重さ、等しさ」への想いをともに抱くおふたりが、反戦・平和への願いを込めて初めて共作した絵本です。
くり返しリズミカルに投げかけられる「もしもねこが〇〇だったら」というフレーズが、ページをめくった次にどのようなことが起こるかを、読み手にさまざまなイメージをひろげてくれます。無邪気にふるまうねこのストーリーを追いながら、目線を変えることで物事の見え方、相手の受け取り方が異なることへの想像力を刺激し、他者を思いやる気持ちを思い起こさせてくれる絵本です。

内容説明

「そうぞうはいつかきっとぼくたちにちからをくれる」ぼくはそうぞうしてみる。もしもねこがそらをとべたら、うみをじゆうにおよげたら、のびのびとあそびたいかもしれない。でも、しずかにくらしたいとりやさかなたちはなんて思うだろう?もしもねこがくじらみたいに大きかったら、ぼくはどうするだろう…。想像すること、知ろうとすることからはじめよう。他者とのかかわりや思いやることの大切さにふれられる、やさしさとイマジネーションあふれる物語。

著者等紹介

黒田征太郎[クロダセイタロウ]
1939年生まれ。イラストレーター・グラフィックデザイナー。日本工学院専門学校グラフィックデザイン科顧問。ライブ・ペインティングや壁画制作など幅広く活動を続けている

西島三重子[ニシジマミエコ]
1975年、シンガーソングライターとしてデビュー。代表曲『池上線』の他、多くのアーティストに楽曲提供。エッセイ、イラストなど幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

192
自由気ままにふるまって大暴れする天下無敵のねこちゃんの絵本ですが、この作品は元気な姿を賛美するだけの単純なものではなく中々に複雑な内容です。ねこが他の動物たちの気持ちを全く考えずに蹂躙する姿に現代社会で行われている戦争の悲惨な様子を重ね合わせています。異なる思想の持ち主に呼びかけて非道な行為を止めさせて平和な世界に変えるにはどうすれば良いのだろうか?そんなに簡単に答えが出る問題ではあありませんが、この絵本を読んだ子供たちが未来に向けて考えれば近い将来に何かが変わるかもしれませんね。#NetGalleyJP2024/04/06

starbro

138
西島 三重子、5作目です。黒田 征太郎の絵本は、初めてだけど、凄いエネルギー、迫力があるにゃあ(=^・^=)  https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000361532024.html 【読メ😻猫部】2024/02/25

あおい

13
もしも猫が空を飛べたら…次々広がる想像力。個性的でダイナミックな絵。2024/12/04

退院した雨巫女。

10
《図書館-新着》猫が、空まで飛べたら最高だね。絵が、ユーモラス。2024/04/16

遠い日

5
自由な空想に乗せて強烈なメッセージを感じる。自分の「もしも……」がその通りになったとして、この世界の秩序が崩れてしまったら、混乱をきたし困惑するものが出てくるのです。自由な変身は楽しいかもしれないけれど、角度を変えてみればただの自分勝手かもしれません。お互いのことをもっとよく知る方がよりよい関係を築くことができるという点に、今のこの世界への提言と少なからずの不安が読み取れます。それでも、「そうぞうは いつか きっとぼくたちに ちからを くれる」ということばに、諦めずに歩んでいこうという希望も見えます。2024/02/19

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