出版社内容情報
きみがどんなにボロボロになっても、いつもいっしょ、ずっといっしょ
テディベアの「テッド」は、全身すてきなしましま模様。しかし、少年とスリル満点の冒険を繰り返すうちに耳はちぎれ、手足はもげ、自慢のしま模様もすっかり薄ぼけてしまう。そんなテッドを見たママが、「かわいそうだから元どおりにしてあげよう」と提案するが、少年は首を横にふる。なぜなら、いまのテッドのほうが好きだから。テッドは少年にとって喜びも悲しみも全てわかちあってきた特別な存在だ。どんなにボロボロになっても、友情のかたちは変わらず、ふたりはこれからもずっといっしょ。作者テリーサ・ヒーピーの幼少期の体験から生まれた心あたたまる物語。
◆読者対象 3~5歳
内容説明
本書の原題“LOVED TO BITS”とは、「(どんなにボロボロになっても)だいすき」という表現です。幼いころから大切にしているぬいぐるみ、寝るときに手ばなすことのできなかったタオル、着古したTシャツ…。時間の経過とともに色や形が変わっても愛着は増すばかり。そのような経験は、だれにでもあるのではないでしょうか。作家テリーサ・ヒーピーの幼少期の体験から生まれた心あたたまる物語。
著者等紹介
ヒーピー,テリーサ[ヒーピー,テリーサ] [Heapy,Theresa]
イギリスの出版社で児童書の編集に携わったあと、物語作家としてデビューする。Oxfordshire Book Awards(2015)の最優秀絵本賞ほか、多くの受賞経験をもつ
クレミンソン,ケイティ[クレミンソン,ケイティ] [Cleminson,Katie]
イラストレーター・絵本作家。イギリスの美術学校を首席で卒業。デビュー作の“Box of Tricks”でブックイラスト賞の新人賞を受賞。11か国語に翻訳された“Otto the Book Bear(『くまのオットーとえほんのおうち』)”の作者としても知られる
金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年岡山市生まれ。翻訳家、法政大学教授。児童文学、ヤングアダルト小説、ノンフィクションなどこれまで翻訳した書籍は550点以上にのぼる。絵本の翻訳も多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
キ♡リン☆か
憩子