出版社内容情報
あの傑作小説の英文を通じて、文学作品を味わい尽くすための本質的な読解力をみがく!
北村一真氏(杏林大学准教授)推薦!
「丁寧な文法解説から言葉の裏側に潜む意味までを取り上げた王道の一冊です」
オースティン『高慢と偏見』、ブロンテ『嵐が丘』、モーム『人間の絆』、イシグロ『日の名残り』――。名前は知っているあの傑作小説を、名場面の優れた英文と濃密な文法解説を通してじっくり精読。英文学・文体論の専門家による英文の裏側にある意図にまで踏み込んだ解釈によって、作品の内容を余すとこなく味わうことができます。文学作品を心から楽しむための、本質的な英文読解力をみがくことのできる画期的な1冊。
はじめに
各章の構成
Lesson 1 ジェイン・オースティン 『高慢と偏見』
Lesson 2 チャールズ・ディケンズ 『オリヴァー・トゥイスト』
Lesson 3 シャーロット・ブロンテ 『ジェイン・エア』
Lesson 4 エミリー・ブロンテ 『嵐が丘』
Lesson 5 トマス・ハーディ 『ダーバヴィル家のテス』
Lesson 6 ジョウゼフ・コンラッド 『闇の奥』
Lesson 7 サマセット・モーム 『人間の絆』
Lesson 8 E.M.フォースター 『インドへの道』
Lesson 9 ヴァージニア・ウルフ 『ダロウェイ夫人』
Lesson 10 カズオ・イシグロ 『日の名残り』
おわりに
内容説明
英語力と教養が身につく。選び抜かれたイギリス小説の傑作10篇。各作品を象徴する名場面の良質な英文。英文読解と作品解釈の両方を押さえた解説。英文学の奥深さが味わえる充実した構成。
目次
1 ジェイン・オースティン『高慢と偏見』
2 チャールズ・ディケンズ『オリヴァー・トゥイスト』
3 シャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』
4 エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
5 トマス・ハーディ『ダーバヴィル家のテス』
6 ジョウゼフ・コンラッド『闇の奥』
7 サマセット・モーム『人間の絆』
8 E.M.フォースター『インドへの道』
9 ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』
10 カズオ・イシグロ『日の名残り』
著者等紹介
斎藤兆史[サイトウヨシフミ]
東京大学名誉教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了。インディアナ大学英文科修士課程修了。ノッティンガム大学英文科博士課程修了(Ph.D.)。東京大学文学部助手、同大学院総合文化研究科准教授・教授、同大学院教育学研究科教授、同大学教育学部附属中等教育学校長を歴任
〓橋和子[タカハシカズコ]
明星大学教育学部教授。東京女子大学文理学部卒業、銀行勤務を経て、お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程、同大学院人間文化研究科博士課程単位取得満期退学。西南学院大学文学部英文学科専任講師、助教授を経て退職。東京大学大学院総合文化研究科修士課程、同博士課程修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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