出版社内容情報
元アメリカ新聞記者が、英語の書き方の基本、上達のコツを公開!
日本語のニュアンスを伝えつつ、英語話者にもぴったり来る自然な英文はどうやれば書ける?
自然な英文を書くためのコツ10を詳説し、評論、エッセイ、感想などを題材に、添削方式で、さまざまな文章表現法、単語や文体のニュアンスの違いや文体などを解説する。
加えて、中学校から英語を勉強し始めた著者がどのような工夫をして英語を操れるようになっていったのか、その独自の勉強法も紹介する。
著者は、アメリカの新聞社で世界中の英語話者に読ませるために、実際に英文を毎日々々長年にわたって書いてきた。その英文作成、構成能力は、コロンビア大学院時代の学部長優秀賞ほか、その多様なキャリアからも明らかである。
本書はNHKラジオテキスト『ラジオビジネス英語』で連載中の英作文添削講座「Writers' Workshop」よりベストなものを厳選し、新たに「自然な英文を書くためのコツ」「ぼくはこうやって英語を身につけた」などの書下ろしを加えて1冊としたものである。
Writers’ WorkshopはNHK『ビジネス英会話』より15年以上続いており、年々投稿者数が増えている英作文講座。人気の理由は、膨大な読書量による豊富な英語の表現と、日本語のニュアンスとのマッチング知識にある。
著者は、自分には才能があったわけではない、という。ではどのようにして英語を身につけたのか? 「中学校のときはリンガフォンを聞いて口で復唱することを毎日3年間行った」「大好きな映画は50回以上見てそのセリフをすべて覚えてしまった」など、著者自らが考えて経験してきた英語を身につけるための「楽しく正しい努力」も紹介する。
1 伝わる自然な英語の書き方のコツ(表現は具体的に/動詞に注目/不要な言葉とは/副詞を避けるetc.)
2 The Writers’ Workshop (英語の添削講座。15回分を収載)
3 中学校から英語を始めた――ぼくの英語習得方法(自伝的読み物)
内容説明
50年英語を書いてきたアメリカ新聞記者が明かすライティングの真実。NHKテキスト「ラジオビジネス英語」の好評連載The Writers’Workshopのベストセレクションに独自の英語学習法を加えた必携の1冊。
目次
第1章 50年間英語を書いてきてたどり着いたライティング法(英語の書き方のコツ;日本語を英語にするときのヒント;心に留めたい3つのポイント)
第2章 ライティングに挑戦―The Writers’Workshop(作品解説「ホームズ物語」『バスカヴィル家の犬』;書評『魔法の夜』;解説 AI ほか)
第3章 私はこうやって英語を身につけた(中学からスタートした英語学習;日本語を介さずに英語を理解し始めた高校時代;「いい英語だなぁ」と意識するようになった大学時代 ほか)
著者等紹介
佐藤昭弘[サトウアキヒロ]
「NHKワールド」英語ニュース番組のライター。朝日イブニングニュース社、AP通信東京支局で記者として勤務したのち、南イリノイ大学大学院に留学。1972年からはコロンビア大学ジャーナリズム・スクールで学ぶ。ワシントン・ポスト外信部デスク、UPI通信ニュージャージー州支局記者、ダウ・ジョーンズ経済通信ニューヨーク本社記者を経て、同経済通信東京支局長、アジア・太平洋地域総局長、ダウ・ジョーンズ・ジャパン社長などを務めた。翻訳の講師としても豊富な経験を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。