出版社内容情報
語学力を大きく向上させるための近道のひとつは、すぐれた文章を隅々まで熟読すること。
200年近くにわたって読み継がれている、ディケンズの名作『クリスマス・キャロル』は、まさにそうしたすぐれた文章のひとつである。
さらに『クリスマス・キャロル』には、大学受験までの英文法ではあまり扱わない、盲点となるような文法事項(コロン、セミコロン、カンマの使い分け/描出話法/連鎖関係詞節など)のほか、文学作品特有の婉曲的な表現(ダブルミーニング/視点の捉え方など)や反語的な言い回し、文化的背景の理解を要する表現が満載で、しっかりした英文読解力を築く上で最良のテキスト。
そんな作中の手ごわい英文の数々を、名翻訳家・越前敏弥さんが徹底講義! 熟読すれば、あなたの読解力が進化する!
【イギリス人ネイティブによる英文の音声ダウンロード付き】
〈音声のダウンロードについて〉
本書を購入された方は、本書の音声をNHK出版サイトからダウンロードできます。詳しくは書籍内の説明ページをご参照ください。
●本書の特徴●
〇翻訳家ならではの読解テクニック
あまたのベストセラーを訳してきた越前さんが長年培った翻訳技術は、正確に英文を読みたいと願うすべての人に役立ちます。
たとえば物語の序盤に、
I know
目次
第1講(訳文;解説講義;講義を終えて…より深く読むための勉強会)
第2講
第3講
第4講
第5講
第6講
第7講
第8講
第9講
第10講
著者等紹介
越前敏弥[エチゼントシヤ]
文芸翻訳者。1961年、石川県金沢市生まれ。東京大学文学部国文科卒。学習塾経営、留学予備校講師などを経て、文芸翻訳者に。訳書多数。現在、朝日カルチャーセンターで文芸翻訳講座などを担当するほか、オンラインも含めた各地での読書会を精力的にこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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