内容説明
滞日20年の知日派英国人、ブライアン・ポール氏が愛情をこめて綴る、ユーモアとペーソスあふれる日本人と日本人の生活。NHKラジオ英語会話のテキストに連載され、ネイティブが書いた自然な英語で、しかもやさしくて辞書なしで読める、と大好評の珠玉のエッセイ。イギリス流のユーモアを楽しみながら、英語の上達にも最適。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SOHSA
25
《購入本》英語多読31冊目。日本通の作者が日本独特の文化、習慣等について外国人の視点から取り上げて、その可笑しさ面白さを紹介している。今風に言えば‘Why Japanese people?!’といった感じか。初版から既に25年以上が経っているので、現代の日本とは違っているところはあるが軽妙な語り口と微妙なイラストがなんともアンバランスで不思議な面白さがある。一方で日本と英米の文化の違い、思想の違いを鋭く切り出した比較文化論でもあり、なかなか奥が深い。英語自体は比較的平易で語学学習にも最適な1冊だった。2017/10/13
りょちみ
11
1992年あたりの日本をおもしろおかしく描いているエッセイです。日本の話だけではなく、著者の祖父や出会った人たちのエピソードがたくさんです。英語なので読むのしんどいかなと思いましたが、青学で教鞭をとっていたためか、とてもわかりやすいBritish Englishで書かれているのでとても読みやすいです。少し情報が古いので、東京の電車に人を押し込む駅員の話や三島由紀夫が出てくるあたりが興味深いです。でもところどころ出てくる日本人の名前、知らない人が多くてびっくりです。イングランド王室やUSSRの話が楽しい。2019/10/22
芋猫
5
仕事で英語使ってるわりに英語の本を読んだことないなぁと気付いて、手始めに読みやすそうな本書を読んでみた(羊たちの沈黙も買ったけど、そっと後回しにしたことは内緒)。著者が英国人ということで、米国やソ連に関連したエピソードは特に毒気が効いていて面白い!エッセイは色んな人の視点や経験を知れるから好きなジャンルだし、外国人のエッセイまで幅を広げられるという自信がもてて、良い読書だった。2022/11/25
eco
5
細々とよみ続けてやっと読了。読みやすいしテンポも良くて好きです。最初は、1つのストーリーの中でも唐突に話が変わったり、後半なんかは"Japan"関係ないじゃん!と思うくらい海外の話ばかり続いたりして突っ込みどころも満載だなと思いましたが、これはこれで、徒然なるままにポンポン話が切り替わっていくのもまた楽しみだということで、なれていきました。Japan編もworld編も積ん読しているので、これからもコツコツ読んでいきます!英語の勉強にも良き。2017/01/31
バナナフィッシュ。
3
I was published in 1991 before I was born. There are a multitude of stories he have experienced with joy and humor. I would say some customs and experiences were obsolete already,however they are so thoughtful that I rememberd my early childhood.2024/12/30
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