内容説明
スペシャルティコーヒーは個性派揃いだ。しかし私はこれ見よがしの個性や厚化粧した個性を元来好まない。焙煎は足し算ではなく、引き算だ。わかりやすい味に仕立てること、それが大事なのだ。
目次
第1章 知識編 スペシャルティコーヒーのすべて(スペシャルティコーヒーとは;スペシャルティコーヒーが市場に出るまで ほか)
第2章 技術編 スペシャルティコーヒーの焙煎(システム珈琲学;スペシャルティコーヒーの4分類 ほか)
第3章 実践編 スペシャルティコーヒーの販売(スペシャルティコーヒーの仕入れ;販売方法と社員教育)
対談 スペシャルティコーヒーの未来を語る―SCAJの取り組み
著者等紹介
田口護[タグチマモル]
1938年札幌市生まれ。実家は道内でも有数のボイラー整備会社。6男3女の末子で、北海高校から國學院大学に学ぶ。その後、好配文子を得て、現在地に「カフェ・バッハ」を開業。1972年より自家焙煎を始め、今日までコーヒー生産国や欧米など60余国を回った。2009年より日本スペシャルティコーヒー協会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
森本コスオ
5
難しかった(>_<)コーヒーの中でも優れたものを選別、鑑定されたものがスペシャルティコーヒーです。この概念は良くも悪くも、貧しいコーヒー農園や消費者のためでもあるのですが、下手をするとコーヒーらしい個性を大事にする考えを失いがちになるのでは?と危惧いたしました↓だけどこんな私の気持ちも覆すぐらいコーヒーの世界は広くて複雑でした。 資料集のようでエッセイのような読みやすさでした♪2011/12/30
ちっすま
1
スペシャルティコーヒーとは、曖昧であったコーヒーの評価を統一したことによって誕生したジャンルで、カップオブエクセレンス(COE)で高得点を獲得したコーヒーである。スペシャルティコーヒーは甘み・酸味・香りのほか、コーヒーの歴史から、環境面(トレーサビリティ、サスティナビリティ等)にも優れていることが条件である。ここにはコーヒーをワインのように体系化しようとする意図も見られるが、コーヒーは豆の種類の他、生豆の作製方法、焙煎方法による味の影響も大きく、非常に奥深い。2018/03/13
高橋直也
1
美味しいコーヒーを飲むためには、知識も必要なのだと、改めて思う。一杯のコーヒーには産地の方の汗の結晶が詰まっている。適正な価格で買い取っているのかなんて、改めて考えたことも。美味しいコーヒーには訳があるんですね。2012/03/25
shinoyan
0
サードウェーブに乗り遅れないように、今さらでも自習2016/02/03
あみぷれ
0
豆の見方から焙煎まで大変勉強になりました。喫茶店始めようかな2013/07/30
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