小川宣夫の蕎麦・饂飩指南―粗挽き蕎麦と石臼挽き饂飩

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  • サイズ A4判/ページ数 159p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784140332597
  • NDC分類 596.3
  • Cコード C2077

内容説明

江戸以来の蕎麦文化を踏まえた、のど越しも味わえる粗挽き蕎麦。石臼が粗挽きにした地粉で打つ昔ながらの饂飩。ソバ畑、小麦畑に溯り、自ら農業に参加することで生まれる、本物の伝統のおいしさ。たんなる打ち方の技術論を超えて里山再生運動をも取り込む、慈久庵店主・小川宣夫の蕎麦・饂飩の指南書。

目次

第1章 粗挽き蕎麦を極める(ソバを育てる;ソバの製粉;蕎麦打ちの道具;蕎麦打ちの材料;粗挽き蕎麦を打つ)
第2章 石臼挽き饂飩を極める(小麦を育てる;小麦の製粉;饂飩打ちの道具;饂飩打ちの材料;饂飩を打つ)
第3章 蕎麦つゆ・饂飩つゆを極める(材料;蕎麦つゆをつくる;饂飩つゆをつくる)

著者等紹介

小川宣夫[オガワノブオ]
1947年、茨城県生まれ。粗挽き粉で打つ蕎麦の第一人者。東京での会社員生活を経て、20歳代の終わり頃、信州でも有数の蕎麦どころ、長野県大町市に移り住む。自然と蕎麦打ちに興味を持つようになり、31歳で東京・荻窪の「本むら庵」に入店。8年修業後、独立。90年に東京・南阿佐ヶ谷で石臼挽き自家製粉の手打ち蕎麦店「慈久庵」を開く。02年、「もっとおいしい蕎麦」の追求と、「荒れていく一方の村の里山をなんとか再生したい」という思いから、生まれ故郷の茨城県久慈郡水府村(現・常陸太田市)に移転。05年には、「地元水府産の小麦を生かしたおいしい饂飩をつくること」を目的に、常陸太田市の旧市街地に石臼挽き自家製粉の手打ち饂飩店「塩町館」を開店する。昔からこの地域で見られた在来農法、焼き畑蕎麦栽培、小麦やお茶の栽培にも挑戦し、里山の再生に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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