NHK俳句<br> NHK俳句 厨に暮らす―語り継ぎたい台所の季語

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NHK俳句
NHK俳句 厨に暮らす―語り継ぎたい台所の季語

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  • サイズ 46判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140162835
  • NDC分類 911.307
  • Cコード C0092

出版社内容情報

つなげよう俳句で。あたたかで確かな、昭和の家事と季語の逸話集。

家は台所と食卓で、町は節句と祭で繋がっていた。つましく、でも笑顔がいっぱいだった。
好評既刊『NHK俳句 暦と暮らす』の待望続編。昭和の台所仕事や食卓に纏わる俳句と季語の逸話や、懐かしい昭和の家庭食のレシピも満載。昔ながらの家事や食に纏わるたくさんの季語をたくさん掲載! 目次をながめているだけで、懐かしく、豊かな気持ちになります。
巻頭では、小林聡美さん(女優)と著者宇多喜代子さん(俳人)による台所対談「食卓というところ」を収載。「昭和の暮らし博物館」(東京都大田区)で、貴重な台所道具を紹介しながら、あたたかで確かな昭和の暮らしの思い出を語り継ぎます。
本編では、新生活のはじまる4月から翌3月まで、12回にわたり、食の季語の逸話や、著者の日常食のレシピ、くらしの季語を解説します。繰り返し読みなおしても面白い、一年を通して何度読んでもためになる、現代のキッチンやダイニングにも常備しておきたい俳句の本です。

【目次】
はじめに 「食卓というところ」
1章 対談「昭和の台所」宇多喜代子×小林聡美
 ・春夏秋冬と二十四節気
2章 厨に暮らす
4月「桜餅」/旬をおいしく「山菜・蕗の薹」「菜の花の辛子和え」/くらしの季語「蕗味噌」「亀鳴く」「青ぬた」「目貼剥ぐ」 
5月「新茶」/旬をおいしく「若芽」「メバルの煮付け」/くらしの季語「日傘」「豆ごはん」「蜂」「セル」
6月「鰹」/旬をおいしく「トマトを出し汁で」「ロールキャベツの和風煮」/くらしの季語「梅干し漬け」「鮓」「冷奴」「心太」
7月「冷奴」/旬をおいしく「鮎の火ぼかし」「麦わら蛸」/くらしの季語「夏座敷」「夕立」「土用鰻」「虫干し」
8月「茸飯」/旬をおいしく「冷やし汁」「沢庵の炒り煮」/くらしの季語 「浴衣」「夜の秋」「天の川」「サングラス」 
9月「新蕎麦」/旬をおいしく「秋刀魚の実山椒煮」「とろろ飯」/くらしの季語「いも」「温め酒」「新米」「敬老の日」 
10月「新米」/旬をおいしく「鰯のつみれ汁」「煮豆」/くらしの季語「蕗味噌」「亀鳴く」「青ぬた」「目貼剥ぐ」 
11月「沢庵漬」/旬をおいしく「揚げ出し豆腐」「里芋の煮っころがし」/くらしの季語「障子」「味噌搗き」「風邪」「ラグビー」 
12月「冬至南瓜」/旬をおいしく「冬野菜で筑前煮」「精進揚げでかぼちゃを」/くらしの季語「寄鍋」「懐炉」「埋火」「蜜柑」 
1月「お節と寄せ鍋」/旬をおいしく「ふろふき大根」「お茶漬け・ぞうすい」/くらしの季語「初日」「雑煮」「太箸」「煮凝」 
2月「栄螺」/旬をおいしく「実だくさん豚汁」「わかさぎの南蛮漬け」/くらしの季語「マフラー」「梅」「蜆汁」「バレンタインの日」 
3月「目刺」/旬をおいしく「浅蜊の酒蒸し」「茶碗蒸し」/くらしの季語「草餅」「木の芽和」「白魚」「卒業」 
 あとがき

内容説明

既刊『NHK俳句 暦と暮らす』の待望の続編。昭和の台所や食卓に纏わる俳句や、庶民のレシピが満載。俳優・小林聡美さんとの対談「昭和の台所」も!昭和の家事と季語の逸話集。

目次

1章 昭和の台所(対談 世代を超えて繋がる昭和の台所(宇多喜代子×小林聡美)
昭和のくらし博物館)
2章 季節の台所(4月桜餅;5月新茶;6月鰹;7月冷奴;8月茸飯;9月新蕎麦;10月新米;11月沢庵漬;12月冬至南瓜;1月お節と鍋物;2月栄螺;3月目刺)

著者等紹介

宇多喜代子[ウダキヨコ]
昭和10年、山口県生まれ。「獅林」を経て「草苑」にて桂信子に師事。現在は「草樹」会員。第29回現代俳句協会賞、第35回蛇笏賞、第27回詩歌文学館賞、第14回現代俳句大賞、日本芸術院賞等受賞。令和元年、文化功労者に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

38
こころがゆったりと豊かになる。ゆっくりとした、季節を感じながらの食。どこか、土井善晴さんの一汁一菜にも通じるものを感じる。その時その時の旬のものを、素材そのものを活かす料理としていただくことのありがたさ。無駄なく、最後までいただくこと。我が家は、今でも、煮干しを使った味噌汁。出汁が出尽くした煮干しは、自分がいただいている。そんなことにも触れられていたのが嬉しい。2022/10/28

てくてく

8
こういう人が親戚にいたらいろいろ教えてもらえそうで楽しいだろうなと憧れている俳人の宇多喜代子さんの台所に関する季語とお話。冒頭にはこちらもまた好きな俳優さんの小林聡美さんの対談があって、嬉しくなって購読。ちびりちびりと読み進めた。こういう厨仕事や手料理とは無縁に育ったので知らないことが多かった。2023/12/02

量甘

4
俳人宇多喜代子さんと俳優小林聡美さんの対談から、昭和三十年代の台所仕事と暮らしが浮かび上がり、季語との繋がりなど興味深く読んだ。季語と一緒に紹介されているレシピは作ってみたいものばかり。『旬』の料理を味わいながら俳句を鑑賞したくなる。<山の宿いわくありげに冷奴 宇多喜代子>2022/07/08

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