目次
第1章 終盤の戦いをものにしよう(考え方の基本(終盤編)
攻めると負け?
逃げるが勝ち
受けの強さは金しだい
犠打を放って形勢逆転
敵の攻め駒に働きかけよう
合駒を正確に読もう)
第2章 中盤の競り合いを優位に運ぼう(考え方の基本(中盤編)
安易に損はしない
足してダメなら引いてみる
攻め駒を責める
歩がバック?神出鬼没の大活躍)
第3章 序盤の駒組みをマスターしよう(考え方の基本(序盤編)
受けのコツを確かめよう
玉は2マス以上動かそう
金銀のよい形を目指そう
玉の囲い方を身に付けよう
角打ちのスキに気をつけよう)
著者等紹介
木村一基[キムラカズキ]
千葉県出身。故・佐瀬勇次名誉九段門下。1997年四段。2002年、新人王戦優勝。07年八段。10年将棋オープン戦優勝。タイトル戦登場は5回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミセスハート
20
この方の言葉のチョイスが独特で楽しい。コラムが挟まれていて、私生活が垣間見れる。一手ずつ図入りで解説されているのでわかりやすい。2015/08/08
魚京童!
8
このまったく同じ場面にならないのに、いくつも練習する意味がわからない。そんなことを何事に対しても思ってしまって進まない。そんな人生。考え方を学ぶ。常に戦場。常に受ける。そんな気概がたりないのだろう。なぜだろうね。もう少しどうにかなりそうなものだと思うんだけど、追われないとやらない。疲れたらやらない。そして今は疲れている。そんなことを思う。愉しくない。かといって寝れない。最悪な時間。つまらない時間。禅の時間。無限の中では生きられない。2024/06/30
キタガワ
8
自分はこれまで攻め一辺倒の棋風だったが、限界を感じてこの本を手に取った。タイトルの通り、受けが苦手な自分にとってもわかりやすい説明で、受けの基本を学ぶことができた。2018/11/08
朧月
5
NHKテキスト 非常に分かりやすい内容でした。 ただ、さすがに後半の長い手順の解説は盤がないと分かりにくいかなぁ。 特に序盤の差し回しでミスをしないようにしないと勝率が上がらないんだよなぁ。2016/05/07
Z
3
タイトル通り、将棋初心者向けの受け(防御)の考え方や手筋の紹介。序盤(お互い陣形を整える段階)、中盤(駒がぶつかり初めてから)、終盤(王が追い詰められる段階)の三つにわけ、それぞれの考え方を纏めている。著者は受け師とも呼ばれ、YouTubeで対局をみていると、当然だが、受けの瞬時の判断力はすごい。将棋は攻めのほうが簡単で受けのほうが難しいといわれるが、この本きっかけに未知の局面でも上手く相手の攻めを捌けるようになりたい。 2025/03/22
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