内容説明
本書は、居飛車から振り飛車、はたまた奇襲戦法まで、２５の戦法を初手からほぼ必勝といえる局面まで、本筋かつ最善と思われる手順で書き記し、紹介したものである。
目次
１章 奇想天外おもしろ戦法（対美濃・９筋集中砲火戦法；４手目後手７四歩戦法 ほか）
２章 マイペース痛快戦法（角頭歩突き戦法；速攻・ヒネリ飛車模様先手６五桂 ほか）
３章 大まじめ本格戦法（鳥刺し戦法；地下鉄飛車戦法 ほか）
４章 ロマン追求個性派戦法（向かい飛車・居飛穴破り；阪田流・筋違い角戦法 ほか）
著者等紹介
豊川孝弘［トヨカワタカヒロ］
１９６７（昭和４２）年２月、東京生まれ。１９８２年１２月、６級で関屋喜代作七段門下となる。１９９１年１０月四段。１９９３年度、早指し新鋭戦準優勝。１９９６年２月五段。２００２年５月六段
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感想・レビュー
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CCC
5
読みを外すのは将棋を指すのに必要な能力の一つだろうが、それが活かされているのか。時々出てくる妙に脱力する文章が楽しい。桂のタダ捨てハイどうぞには笑いました。ただ、色々な戦法を紹介しているけれど、居玉やそれに近い戦型も多く、実際に使う段になると、本当に大丈夫なのかと不安になりそう。2016/02/13
kinaba
2
流し読み。思ったんだけど、個別の戦型の手順じゃなくて、この形には常にこの筋がある（からそれをさせないこの筋に進む）という縛りパターンのリストこそが読みたいのだとわかった。次の一手問題と定跡書の中間。向かい飛車なら86角を王手で切って飛車を素抜く筋がある、とか、四間で銀を78待機させてると一手で引き角来るときに困る、とかそういうもののリスト2013/06/16
