内容説明
あなたの健康を支えていたのは、実は「舌」だった!ぜひ知っておきたい舌のこと、歯のこと、口の中のこと。
目次
第1章 「舌」の前に、まずは知っておきたい歯の最新事情(歯周病は世界で一番多い病気;歯周病は体を細菌から守るための防御反応だった ほか)
第2章 知っているようで知らない口の中の話(人生を謳歌したいなら、口の中をおろそかにしない;口は脳の出店である ほか)
第3章 生きる力は「舌」で決まる(閻魔さまはなぜ舌を狙う?;「歯があれば噛める」という勘違い ほか)
第4章 日常生活でできる「舌」を衰えさせない方法(舌の筋肉に脂肪が混ざると、舌のパワーは下がる;舌の筋力は動かすことで鍛えられる ほか)
第5章 人生100年時代の口と体の管理術(「ピンピンコロリ」を達成できるのは高齢者の1割;身体機能は75歳(後期高齢者)を境に低下する ほか)
巻末付録 「舌」と口周りを鍛えるカンタン体操
著者等紹介
菊谷武[キクタニタケシ]
日本歯科大学教授、日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック院長。1963年東京都生まれ。1988年日本歯科大学歯学部卒業。1989年同歯学部附属病院高齢者歯科診療科入局。2001年より口腔介護リハビリテーションセンター・センター長を務める。専門は摂食嚥下リハビリテーション、老年歯科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ラテちゃん
17
ちょっと読むのが年齢的に早すぎたかな、と思ったが歳を重ねて手遅れになってからでは遅いのでよしとしよう。舌の筋肉量には上限があり、からだの筋力の衰えと比例するとのこと。口腔内のケアのみならず体全体のケアが重要だ。2019/03/28
おーね
3
舌という着眼点はなかったですね。2019/04/15
乱読家 護る会支持!
3
子どもの虫歯は減っているが、高齢者の虫歯は増大している。歯が欠損すると認知症になりやすい。舌や頬を噛むのは口の機能が低下した証拠。噛む力が弱まると太る。歯の鍛え方「ガムを噛む」「おしゃべりをする」「カラオケで歌う」「噛みごたえのある食材」「チョップどうサラダ」。。。 ということで、皆さん、おしゃべりしましょー!カラオケいきましょー!2019/01/04
月と星
2
★★★歯が残っいるだけではダメ。「舌」を衰えさせない方法→ガム,おしゃべり,カラオケ,噛みごたえのある食材,チョップドサラダ。2020/11/06
koharu
1
図書館本。40代後半になってから、食事のときにむせることが増えてきた。嚥下力の加齢による低下だろうと思ってはいたが、口の渇きも気になるし、こまめに水分を取ってはみるものの、常に潤っている感じはない。 で、その理由が舌だとわかって、絶対に鍛えなきゃと思った。2018/11/09