出版社内容情報
この10年ほどで、革新的に進歩しているてんかん治療。8年ぶりに大幅改訂をした『てんかん診療ガイドライン2018』をベースに、さらに一歩先の最新情報も取り入れ、てんかん治療の最前線を紹介する。
内容説明
8年ぶり改訂の『てんかん診療ガイドライン2018』も大幅にアップデート。進歩するてんかんの最新治療がここにある!
目次
はじめに てんかん治療に“前向きに”取り組んでいただくために―「3つのゼロ」を目指して
1 知って安心、あなたのてんかん
2 変わる!てんかんの最新治療1 最初のステップ
3 変わる!てんかんの最新治療2 見直しのステップ
4 てんかんと、上手に暮らす
おわりに てんかん治療には未来がある
著者等紹介
中里信和[ナカサトノブカズ]
1984年東北大学医学部卒業。東北大学大学院医学系研究科てんかん学分野教授、東北大学病院てんかん科科長、東北大学病院てんかんセンター長。専門はてんかん学・臨床神経生理学。資格は、日本てんかん学会専門医指導医、日本臨床神経生理学会専門医・指導医(脳波部門)、日本脳神経外科学会専門医など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Xianhua
2
先の本に続いて、てんかんに関する本2冊目。こちらは2018年出版とのことで先と比べると情報や状況がアップデートされていると感じた。医学的的な説明はもちろんのこと、患者目線で人生のトータルケアを導いてくれる内容だった。そのためには、医者に頼るだけではなく患者自らが病気に対する知識をつけ、どうしていきたいか主体的に考えることが大事。てんかんについては大きな発作がしばらくなかったので治療を放置していたが、小さな発作はあったわけで、投薬という手段でなくてもいいが対処法や予防策は自分でも考えておきたい。2021/08/28
はえ太
1
「てんかんの発作・症状は人それぞれ。逆に言えば、てんかん当事者は”他人のてんかん”の心配をする必要は無く、”自分のてんかん”にだけ詳しければいい」という言葉に救われた気がする。 てんかんの発作・症状の種類。治療に関して患者に寄り添った形で書かれていれ好印象。 とにかく「自分のてんかん」にはちゃんと詳しくなろうと思った。2018/12/02
ずんどこぺろんちょ
0
思いもよらない行動がてんかんによるものだと分かった。突然恍惚とした表情とか、てんかんの一部とは思ってなかった。2022/02/07
茶
0
てんかんの方全員に読んでほしい。2020/07/26
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- 和書
- 悲しみ時代 集英社文庫