内容説明
赤ちゃんのころからできることはある。しつけに必要な親子関係のあり方を基本に「叱り方」「ほめ方」などをわかりやすく解説。
目次
第1章 しつけって何をすること?
第2章 叱り上手と、ほめ上手
第3章 発達に応じたしつけのポイント
第4章 子どものタイプでしつけを変えよう
第5章 「だだ」「かんしゃく」「混乱」を乗り越えよう
第6章 自尊心を育むしつけ
著者等紹介
岩立京子[イワタテキョウコ]
東京学芸大学総合教育科学系教授。東京学芸大学教育学部卒業。筑波大学大学院心理学研究科博士課程単位取得退学。専門は発達心理学、幼児教育。乳幼児期の発達やしつけの相談、育児支援などにかかわり、著書も多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジョナ
5
しつけとは、子どもが「自立し、状況に応じて自分で考え、行動できるようになる」ために、大人が教えたり、手助けをすること。そのために必要なのは、愛情・安心・信頼の土台をしっかりと作り、上手に褒め・叱ること。叱る前には、子供の成長段階、個性を考え、普段からたっぷり愛情をそそぎ、褒めて意欲を伸ばすことを忘れないように。叱り方に模範解答はないけど、フォローはきちんとしよう。しつけは親から子へのプレゼントだ。社会のルールやマナーとともに、自主性と自尊心の大切さを伝えていきたい。ゆっくりと、しっかりと。2016/11/09
よしか
5
図書館本。最近、育児相談をうけることが多いので。専門用語を自分の言葉におろす参考に思って読みました(^^)『きちんと叱ること』私も子どもたちが理解できるように叱るということに苦手意識があるので、勉強になりました。わかりやすかったてす。2014/08/22
michi
1
感情的に叱らない。お手伝いはこれからできるだけさせてあげたい。2024/02/05
こみ
1
3歳児までを対象にしたしつけの本。そもそもしつけとは何か、を最初にきちんと定義づけているので全体の方向性がつかみやすい。また決めつけをせず、随所に「子供を独立した人間としてみて」「子育てはオーダーメイド」といった言葉が散りばめられているのも好感が持てる。話が人間関係のベース作りに相当することもあり、大人どうしでさえ基本ができていない人が多いのでは、という気がしてならなかった。乳児の頃から信頼関係を構築していける、というアイデアは参考になった。2020/07/05
Rie
0
しつけの入り口として入りやすい内容でした。怒りと叱るを間違わないようにしたいな。2014/08/05