内容説明
アナウンスの基礎について、わかりやすい解説と具体的な課題で構成。通常の放送の場以外で、アナウンスを担当する人にも好適。
目次
第1章 アナウンスとは
第2章 話して伝える
第3章 読んで伝える
第4章 聞いて伝える
第5章 発声・発音・アクセント
著者等紹介
佐々木端[ササキタダシ]
神奈川県出身。昭和47年早稲田大学第一法学部卒。同年NHKにアナウンサーとして入局。岡山、新潟、東京、長野、広島局などで勤務。この間、ニュース、科学情報、芸能番組などを担当。平成9年から(財)NHK放送研修センター日本語センターに出向。現在、企業や自治体を対象にしたコミュニケーション研修、大学でプレゼンテーションなどを指導。またNHK教育テレビ「おとことおんなの生活学」の司会を担当
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キキ@新潮部
14
基礎の基礎を丁寧に書かれていて、勉強になった。日本語は難しいな。どこで、どう区切って読むかで、意味が違ってくるし、どこを強めて読むかで、これまた意味が変わってくる。と、いうことは、読み手が正しい理解をした上で読まないと大変なことになるということ!?だよね。朗読もそうだけど、本当に難しい世界なんだな〜と思った。後半は、正しい発声法について、かなりのページ数を使ってあるのがありがたい。特に練習用の例文があるのは便利だけど、結局、練習しない日々が続いているので、改めて頑張らなくちゃと思わされた。2024/11/01
Ayumi Katsukura
1
母校の放送室(部室)から一時拝借っ!高校卒業から早8年、今では後輩の育成に携わる私ですが、とても勉強になりました。単に「キレイな音でマイクに音いれする」のがアナウンスではありません。情報を咀嚼して、相手にわかりやすく伝えること…それは思っている以上に難しいことではないでしょうか。序章の『放送が"放りっ放し"ではなく、…』というくだりには思わず「いいね!」を押してしまいたくなりました!もちろん、本書を読むのは知識のインプットにすぎません。基礎発声+実践あるのみです!(自分への戒めも込めて。。(^_^;))2012/01/31
くま
0
何かをアナウンスするための心構え、みたいなことを学べます。具体的な原稿より理論が多いので、その理論を頭に入れてから原稿を書いたり読んだりするととても役立つと思います。個人的には、時所々挟まれているアナウンサーの方のエッセイ的な短い文章が役に経ちました。多少砕けた感じで書いてあったので、話しかけの練習に使っていました。
たけちよ
0
この本で書かれていた訓練は実践していきたい。2010/04/29