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内容説明
NHK日曜美術館「黒潮の画譜異端の画家田中一村」の放送から30年。決定版「田中一村作品集」発刊。新たに146点を追加、選りすぐりの作品228点を収載。
目次
第1章 栃木から東京へ―幼少期‐青年期(0歳~22歳)栃木・東京
第2章 新しい画風の模索―千葉スケッチの日々(23歳~38歳)東京・千葉
第3章 画壇へのデビュー―一村誕生(39歳~49歳)千葉
第4章 和光園の宇宙 奄美作品揺籃の地―旅立ちと新たなる始まり(50歳~69歳)奄美
著者等紹介
大矢鞆音[オオヤトモネ]
日本画家大矢黄鶴の次男として1938年東京に生まれる。1962年早稲田大学第一文学部美術学専修卒業、NHK出版に入社。NHKブックス編集部、図書編集部編集長を経て取締役美術部長。多くの美術図書編集に携わる。奈良県立万葉文化館、鹿児島県奄美パーク田中一村記念美術館、津和野町立安野光雅美術館設立に協力。現在、美術評論家連盟会員、安野光雅美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
40
ラッパーが主催する某ラジオの特集から。A3版のたっぷりした画集。7歳にて卓抜したセンスと技術を見せる。栃木から東京、そして千葉へ転居するごとに画風も変わる 。個人的に月に何度も通うスタジアムの近隣の、千葉寺に住んでいたことも親近感を湧かせる。奄美に移り、代表的大胆でモダンな画風が色濃くなる。模式化されていてもリアルを感じ、他流他派を折衷しても違和感を感じない咀嚼力。まあ、説明不要に美しく面白い。 2025/04/20
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
34
田中一村記念美術館にて。田中一村記念スケッチコンクールに子供の絵が入選したので久々に来館。2024/11/30
gururi
14
もっと知りたいシリーズが良かったので、こちらも。迫力があって良い!2024/10/26
hideo
12
田中作品。一度は現物を見てみたい。2018/12/01
月
9
田中一村作品集[増補改訂版] 監修・解説:大矢鞆音氏(NHK出版)。田中一村生誕110年である今夏は「佐川美術館/田中一村展」へ。東京時代、千葉時代、奄美時代・・。奄美時代の一村のいくつかの絵は、人間の深層に眠る、ある精神性を静かに揺さぶる。遠いところでこの感覚は(題材や画風はまったく異なるが)、モランディの揺さぶり(精神性)を何処か思い出す。言葉では説明のしにくい、落ち着いた不安のようなものを・・。2018/09/01