内容説明
聖書の敬虔と哲学の自由は両立できるか。神の存在が揺らぎはじめた時代に、この難問をクリアーすべく徹底的に考えた男がいた…未解決だった『神学・政治論』の謎に挑む。
目次
第1章 『神学・政治論』は何をめぐっているのか(オランダ共和国;デカルト主義者たちの不安;不敬虔という問題)
第2章 敬虔の文法(解釈の狂気;真理条件から主張可能性条件へ;預言者の語り得たこと;普遍的信仰の教義;神学と哲学の分離―無関係の関係)
第3章 文法とその外部(神学から政治論へ;最高権力の「最高」を構成する;敬虔の政治論的な文法;文法の外部;自由の擁護)
第4章 『神学・政治論』の孤独(偽装された無神論?;三大詐欺師?;奇蹟と迷信;有徳の無神論者というパラドックス)
著者等紹介
上野修[ウエノオサム]
1951年京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒、大阪大学大学院文学研究科後期課程単位取得退学。大阪大学助手、山口大学助教授・教授を経て、大阪大学大学院文学研究科教授。専攻は西洋近代哲学・フランス現代哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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