内容説明
描くよろこび。第一線で活躍する２２人の画家・版画家たちが、制作の「こころ」を語り、「美」への思い、「現代」へのメッセージを綴る、好評ＮＨＫ番組の出版化。各作家の代表作とアトリエ写真（撮影＝坂井信彦）を併載。
目次
『地への廻廊』前後―内田あぐり・日本画家
画家になったお寺の子―近藤弘明・日本画家
変わらぬもの、変わりゆくもの―中島千波・日本画家
モチーフは意外性と衝撃―稗田一穂・日本画家
モネの睡蓮に赤蜻蛉がとまる―平松礼二・日本画家
遙かなる古道を描く―平山郁夫・日本画家
日本画ではなく、日本の絵―堀 泰明・日本画家
画家の発電機能について―松尾敏男・日本画家
世界の大きな空気―松本哲男・日本画家
今日を呼吸する大和絵―守屋多々志・日本画家
造形と情感の北海道―相原求一朗・洋画家
私の生まれてきた風景―奥谷博・洋画家
命ある世界との一体感―奥山民枝・洋画家
露出した体内としての「目」―絹谷幸二・洋画家
立ちあがる立体―島田章三・洋画家
アトリエの午後の対話―智内兄助・洋画家
絵でも描こうか―野見山暁治・洋画家
披露山断章―藤田吉香・洋画家
私の絵の故郷―森田茂・洋画家
計器のない夜間飛行―吹田文明・版画家
生きる歓びを知る―牧野宗則・版画家
近江木綿の絣―小倉遊亀・日本画家
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