内容説明
轆轤の上で手のおもむくままに立ちあがる器。静かだが熱いメッセージを発するオブジェ。“いま”という時代と真剣に向きあい、やきもののあらゆる可能性を求めて「つくり」「動き」「つきつめる」鯉江良二の生きざまを、設楽の工房に訪ねる。
目次
陶芸 鯉江良二
つくる
未来からきた原始人（磯辺勝）
鯉江良二とやきものの、いま（榎本徹）
作品リスト・年譜
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
美咲 明 Akari Misaki
0
エスティセラモールのモーニングにて。 ｢人間だって、やきものみたいなもんですよ。酸素を吸って燃焼しているんですから｣ 1990年の本だが、鯉江良二氏の視点は全く色褪せ感が無い。土を構うと行為は、自己を見つめる、生き方の模索、世界との繋がりを創ることなんだろうなと思った。2022/03/05
