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内容説明
今から百年前、ヨーロッパに巻き起こったジャポニスム=日本趣味とは何だったのか。西洋美術と江戸文化の出会いを探る。ジャポニスムへの誘い。
目次
ゴッホ作品と浮世絵
ジャポニスムの諸相
ゴッホが愛した浮世絵(ゴッホと浮世絵;百年前の日本趣味;画商・林忠正;広がる日本趣味;ヨーロッパに浮世絵を求めて;現代日本浮世絵事情;ニッポンへの夢)
日本人になりたかった男・ゴッホ
ゴッホの漢字
交友を通して見た林忠正
西洋と東洋の架け橋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
天の川
16
ジャポニズムについてちょっと調べていたタイミングで「ソルシエ」を読んで、より興味深く読むことができました。ゴッホと浮世絵もさることながら、興味を持ったのは、明治時代にパリで画商として活躍した林忠正。初期は富豪を相手に商売を行い、浮世絵の美術品としての価値を確立し、後に浮世絵をほしがるモネ・ドガ・ピサロなどに浮世絵と彼らの作品を交換しています。日本よりもフランスで評価の高い人物で、「ソルシエ」のテオが私の中でチラリと交錯しました。⇒2013/06/26
抹茶
4
こうやって、日本の浮世絵とゴッホが描いた浮世絵を見比べてみると面白いですね。2014/03/05
SK
1
277*何でも日本の影響と言われると、ほんとかな?と思ってしまう(笑)。浮世絵は、ポスターや週刊誌のような扱いで、日本国内ではあまり大切にされなかったらしい。バブルで日本イケイケの時代に書かれた本だが、今同じテーマで出版するとなると、もっと暗いトーンになるのかな。それとも、昨今流行りの「日本スゴイ!」トーンになるのかも。2017/09/04
BebeCherie
0
Quite interesting! I've learned more about him and his paints!2018/01/26