NHKフィレンツェ・ルネサンス 〈3〉 百花繚乱の画家たち

NHKフィレンツェ・ルネサンス 〈3〉 百花繚乱の画家たち

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  • サイズ A4判/ページ数 134p/高さ 29X22cm
  • 商品コード 9784140087619
  • NDC分類 702.37
  • Cコード C0371

内容説明

中世ゴシック美術から抜け出てルネサンス様式へ至った清僧アンジェリコ、尼僧と駆け落ちした破戒僧ながら清麗な聖母子像を描いたフィリッポ・リッピ、幾何学的遠近法に熱中した科学と幻想の画家ウッチェロなど一五世紀中葉のフィレンツェは絢爛たる才能が花開いた。

目次

1 僧院に花開くルネサンス(天使のような画僧フラ・アンジェリコ;神に捧げられた僧院絵画;天才的な破戒僧フィリッポ・リッピ)
2 多彩な空間の冒険者たち(一五世紀のキュビスム画家ウッチェロ;仮借なき写実画家カスターニョ;絢爛たる貴族趣味ゴッツォリ;初期ルネサンスの素朴派バルドヴィネッティ)
3 フィレンツェの二大工房(躍動美と兄弟工房の調和 ポライウオーロ;天才たちを育んだ大工房 ヴェロッキオ)
天使の翼 森田義之
遠近法の魔術師、ウッチェロのシノピア
ヴェロッキオ工房の後継者、ロレンツォ・ディ・クレディ
聖アントニーノとフラ・アンジェリコ
市民に開放された書物、サン・マルコ図書館
ルクレツィア・ブーティ「誘拐」事件
絵の下の絵の話
ルネサンス工房訪問、ネーリ・ディ・ビッチの「工房日誌」作家を歩く サン・マルコ修道院からアヌンツィアータ広場まで
聖母マリア―超越的な神と人間の仲介者
もう一つの文化、フィレンツェ料理
再現!ルネサンスの技法
ルネサンスを生んだフィレンツェの市民生活

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

内島菫

26
パオロ・ウッチェロが目的で、彼の描くルネサンス・キュビスムやモダンな虹ももちろん堪能したが、フラ・アンジェリコの物凄い構図の「最後の審判」や金の草花と服の刺繍の細やかさ、澄み切った色彩もよかった。その名の通りフラ・アンジェリコの描く天使は、顔が青白く透き通るように見える薔薇色の頬や独特の上目遣いがとても印象的だったが、色とりどりの羽は当時の宗教劇の舞台衣装が参考にされていることは、大学の授業で若桑みどりに教えてもらった。2018/11/14

ちょろちょろ鼠

0
フィレンツェ行きたいなぁ。日本じゃ見れない作品ばかりだから写真で見てもすぐ忘れちゃうなぁ。2021/01/20

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