目次
第１章 イデオロギーなき混とんの時代―１９９０年代の世界像
第２章 アメリカのドルは暴落する―アメリカの指導的役割はどうなるのか？
第３章 今、日本的原理が問われている―日本はなぜ“特殊”に見られるのか？
第４章 東側に傾斜する経済大国―統一ドイツは世界をどう変えるか？
第５章 “フセイン後”も不穏は続く―中東はどうなるのか？
講演 湾岸危機と東西関係をどう読むか（Ｈ．Ａ．キッシンジャー）
第６章 分裂の危機はらむソビエト連邦―ゴルバチョフの命運は？
第７章 覇権の時代から孤立の時代へ―９０年代、米ソの軍事力はどうなる？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カブトムシ
14
これが1991年の世界だ。日本はどうする。激動の90年を読み、91年を予告する。ゴルバチョフの命運は？中東は結局どうなるのか？統一ドイツは世界をどう変えるのか？エスカレートするか？日米衝突。（帯より）NHKアメリカ総局長日高義樹がH．Ａ．キッシンジャーにインタビューした。彼はアメリカの国際政治学者、政治家。71年7月ひそかに中国を訪問し、ニクソン大統領の訪中を準備、72年2月に実現させた。さらに北ベトナムとの秘密交渉の任にあたり73年1月にパリ和平協定の調印をみた。同年ノーベル平和賞を受賞した。
shiaruvy
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