銀河宇宙オデッセイ 〈3〉 - NHKサイエンススペシャル ブラックホールとの遭遇

銀河宇宙オデッセイ 〈3〉 - NHKサイエンススペシャル ブラックホールとの遭遇

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  • サイズ A4判/ページ数 158p/高さ 28X22cm
  • 商品コード 9784140087077
  • NDC分類 440
  • Cコード C0344

内容説明

宇宙はギリシャ神話の世界でもある。英雄オリオンやペルセウス、神話の中に登場した大熊や鷹たちが星座として、星々や銀河の世界を画する。地球を離れると、もうそこはギリシャの神々に起源をもつ名前の惑星や衛星の世界が広がる。ギリシャの英雄オデュッセウスの旅を描いた叙事詩『オデッセイ』を、現代科学が極めた宇宙の旅に当てはめた『銀河宇宙オデッセイ』は、最新の科学が語り始めた新しい宇宙神話である。

目次

凍りついた星、ブラックホール
ブラックホールとの遭遇虚無の裂け目
見えない謎の天体を追う
はくちょう座X‐1の秘密
銀河中心への旅
超エネルギー源クエーサー
宇宙の進化の落とし穴
宇宙の姿なき主役
サイエンス・ナウ(銀河系の中心を探る;ブラックホールからエネルギーを取り出す法)
宇宙発見史 天文書『アルマゲスト』の使命
宇宙に挑む 宇宙から地球を眺めると新しい価値観が生まれる
エッセイ ドゴンの里の水の神さま
人間と宇宙 インド文明の宇宙観
コスモロジー 宇宙建築はムカデに似ている?
細かなこだわりをもって宇宙を表現したい!
星の旅―南天のS字形さそり座
NASAの挑戦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ハイク

118
シリーズ3冊目でテーマは「ブラックホール」である。すべての物にはお互いに引きあう力、重力がある。月と地球も引っ張り合い、月は地球の海水を引っ張っており月に面している側が盛り上がり、反対側は引いている。これを潮汐作用という。ある星の重力が巨大であれば潮汐作用も大きくなり、その星から脱出する力が光以上の速度が必要となれば、それは存在しないので何物も脱出することが出来ない。その星がブラックホールであり、全ての物が吸い込まれて行く。最新天文学では太陽系がある我々の銀河の中心は、巨大なブラックホ-ルがあると言う。2015/04/11

背古巣

9
この本が発行される頃に発達してきた電波望遠鏡によって、銀河系の中心では膨大なエネルギーを発生していることがわかってきたそうです。そのエネルギー供給を可能にするのはブラックホールしかないというのが、ブラックホールの存在を示す証拠ということでした。消去法ですね。今回は可視光線でのお話ではなかったのでちょっと分かりづらいところがありました。人類は実際にブラックホールを確認することができるようになるのでしょうか? 最後に、ブラックホールからエネルギーを取り出そうという研究があるそうです。びっくりです。2015/06/16

ほわわん

3
家にあったので読む。半分以上さっぱりわからんのでした。宇宙の話は面白い。ブラックホールに入ったら死なないって事だろうか?不死身?光より早いものは無いけれど、光をひきつける引力がブラックホールにある。ブラックホールに限りなく近接した光は、光速を超えるのではないか??もしかして。ブラックホールの引力加算されて。仏教の豆知識が上質。宇宙の本を読むとき、世俗から離れた話が引き合いによく出されますね。神話とか。星の名前が神話だからしゃーないか。ロマンなしには語れないって事だろうか。宇宙ロマンチックです。2015/05/06

ほわわん

2
読む本がなくて読む。重力のそばでゴム宇宙船が引き伸ばされ時間がゆっくり流れる。これはやっぱり光速以上が存在しているという事ではないのだろうか。想像だけど、ブラックホールを二個作ったら、互いの潮汐作用で、時間は止まるという事なのだろうか???そもそもゴム宇宙船が引き伸ばされて観測できるのも、私達がなんらかの(地球とか太陽系とか)の重力をブラックホール以外から受けている影響?光速を超えた世界で光はとどかないからゴム宇宙船は止まって見えるのではないか。光速を超えた場所からみる世界にきっと光はないのでは?2015/05/07

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