内容説明
東欧「市民革命」、ヤルタからマルタへ、そして欧州統合へ。新しい歴史が始まる。民主化・市場経済・複数主義を軸に変貌する社会主議諸国はどうなるのか、対応する各国の動きを最前線の現場から報告する。“壁”崩壊後の世界秩序の在り方を経済の視点から探る。
目次
第1部 ソ連―“混沌”と“危機”のなかのペレストロイカ(破綻した計画経済;ペレストロイカは、いま;崖っぷちに立つペレストロイカ;ゴルバチョフ政策の行方)
第2部 激変する東欧(インフレのポーランド;ハンガリーの転換と変革;ブルガリアの改革;よみがえる「プラハの春」;ルーマニア「12月革命」の後に;東独激震;ドイツ問題の行方)
第3部 そしてアジアでは(中国は何処へ;ベトナムの現在;孤立する北朝鮮の行方)