内容説明
点描主義を創始したスーラと、この理論を極限まで進めたシニャック。南仏の風光を燃えるような色彩で描いた炎の画家ゴッホ。ブルターニュの寒村と、南国タヒチの夢と神秘を描いたゴーギャン。象徴派のシャヴァンヌ、モロー、ルドンは内面世界へ向かう。
目次
アルル
スーラと新印象主義
ゴッホ、炎の軌跡
楽園への夢―ゴーギャン
内面への旅―象徴主義
スーラ―死と愛(坂上桂子)
前衛の拠点、アンデパンダン展(馬渕明子)
ゴッホとフランス文学(高階秀爾)
アレオイ集団とゴーギャン(丹尾安典)
ゴーギャンの陶器の秘密(広田治子)
神秘主義者の部屋、モロー美術館(隠岐由紀子)
世紀末の美神たち(高階秀爾)
魂の画家、ゴッホとゴーギャン(横尾忠則)
パリから美術の旅(4)オーヴェール、ポンダヴェン、そして南仏アルルとサン=レミへ
美術史 フランス世紀末の美術―内面への回帰
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