内容説明
聖地スリランカに見る仏教の“祈り”と宝石の“輝き”。海のシルクロード最大の要衝マラッカ海峡。大航海時代の幕を開く動因となった香料諸島のスパイス。ローマ帝国と漢帝国とを結び、「海道の王国」として栄えたベトナム…。永遠の都ローマから「日の出づる東方」へと向かった壮大な旅は、さらにその航路を東へと進める。
目次
スリランカ―仏陀と宝石
マラッカ海峡―黄金半島を越える
ベトナム海岸―海道の王国
海のシルクロードをどうメロディーにするか…
マラッカ海峡に蠢く黒い影―海賊たちの末裔たち
スリランカ南部漁村生活抄
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tanaka9999
11
1989年発行、日本放送出版協会の単行本。写真集だけに大きいし重い。ページ数が多い本は覚悟ができるのだが、この手の本は覚悟ができないだけにつらい。それはともかく、やはり写真集は写真集ではないほうの文章が思い出されてよいものである。2025/06/08
