内容説明
家庭用のパソコンから電話回線を通じて企業や官庁の大型コンピュータに侵入して、極秘データを盗み、はてはシステムそのものを破壊さえしてしまう“ハッカー”の脅威をはじめ、本格的な通信ネットワーク時代の幕開きで急増するコンピュータ犯罪の全貌を予見し、その防御対策を探る。
目次
１ コンピュータ社会を脅かすもの―通信ネットワーク時代の“アキレス腱”をさぐる
２ これがハッカーの実態だ！―元ＦＢＩコンサルタントの証言
３ わが国のコンピュータ犯罪の現況―その態様とセキュリティ意識をめぐって
４ 共同討議・ネットワーク社会の安全をどう守る―コンピュートピアにむけての問題提起
