内容説明
優れた技術と合理的な価格を武器に、裸で世界市場に挑んだアジアの小国・日本は、戦後40年にして「金あまり国」と呼ばれるほどの豊かさを獲得した。しかし、経済摩擦は日増しに深刻化し,強まる外圧に苦しい対応を迫られている。さまざまな問題を抱えながら、それでもなお新世紀へ向かって加速化する国際化の波。そのなかで、なすべき選択とは―日本人の閉鎖性が鋭く指摘されるいま、国際人の条件を問いかける。
目次
序章 ここまできている国際化―時代が世界を変えてゆく
第1章 いま、海外に目を向けよ―海外戦略最前線
第2章 経済大国・日本をねらえ!―巨富をめぐる思惑
第3章 曲がり角に立つ国際化―新しい国際協調を求めて
第4章 いまだ開かれざる国・日本―日本人がわからない
第5章 新国際人への道―世界にはばたくために