出版社内容情報
火を知り尽くす火災原因調査員 VS 火を自在に操る連続放火犯
声優・榎木淳弥さん(『呪術廻戦』虎杖悠仁役ほか)推薦!
“お互いの中の炎を熱く燃やして対峙する彼らに、譲れない信念を感じました。”
一件の火事は、社会を揺るがす事件の序章にすぎなかった――
密集する住宅地で発生した火災。火元の畳店は全焼したものの、周囲の家屋への類焼は免れた。調査にあたったのは、火災の痕跡から声なき声を聴きとる深い洞察力で「火と話す男」と称されている東京消防庁火災原因調査員・不見神明良(みずかみあきら)。不見神は即座に火の動きを読み取り放火と断定するも、火を自在に操り禁欲的に畳店だけを完璧に全焼させたかのような犯行と、現場に残された真鍮製の日の丸プレートに、強い信念と異質さを覚える。犯人像に迫る不見神たちに挑むように、やがて上がる次なる火の手。火災原因調査員と放火犯、火に魅入られた孤高の二人による空前絶後の心理戦が始まる!
怨嗟と復讐、そして融和を巡る情念のヒューマンミステリー。
一 火災原因調査員
二 延焼嫌い
三 焼け跡に佇む
四 焼け落ちる日の丸
五 焚灼(ふんしゃく)
プロローグ
【目次】
一 火災原因調査員
二 延焼嫌い
三 焼け跡に佇む
四 焼け落ちる日の丸
五 焚灼(ふんしゃく)
プロローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょん
34
(オーディブル1冊目)面白かったー!!火災調査官、あまり知らない職種だったので、現実にはどんなもんなんだろう?と思ったけど、何事もプロフェッショナルな人はかっこいいなぁ。どうやって燃えたか、という視点よりもどうやって燃やすかの視点で見てるところが面白い。2026/06/04
ユザキ部長
33
火事と言えば、五十嵐貴久さん 神谷夏美シリーズ。生を感じる様な恐ろしい炎の様。けど、そこは中山七里さん。ヒポクラテスシリーズの如く、科学的な面から犯人を考察。犬養シリーズの如く、犯人を突き止める。流石だな。2026/06/05
nyanco
21
Audibleにて 火と話す男・ 火災調査官・不見神 VS 連続放火魔・延焼嫌い 不見神は、連続放火魔の行動が読める 次なるターゲットは… 消防、警察、公安までを巻き込むラストの消火と避難は圧巻 しかし、何かもやもやが残る… エビソードを読んであぁ、これが中山さんの真意だと解る。物語全体の景色がガラリと変わるラストが最高! 2026/06/05
レコバ
5
さらっと読めるわりにいろんなテーマがぎっしり詰め込まれている、後味の良い小説だと思う。所々に見られる蓋然性が低い描写が気になってしまうという面もあるけど、AIとファクトチェックはしつつ、考え込まずに読めばいいんだと思う。2026/06/05
ソーダ
5
ハラハラドキドキの展開は七里先生のオハコ。 放火事件を追う消防と悲しき犯人との知恵比べ。 不幸な生い立ちに悲しく、最後にも感慨深く。2026/06/01




