出版社内容情報
『魔女の宅急便』の角野栄子が食をテーマに描く、待望のショートエッセイ集。
たんぽぽの汁を吸って亡き母を想った子ども時代、弟と1コの卵を分け合った戦時下、初めての味に驚きの連続だったブラジル生活、『魔女の宅急便』の読者から届いたゆすらんめのジュース……。
めまぐるしく愛おしい88年間の日々を支えてくれたのは、いつも“おいしいもの”だったーー。
角野栄子ならではのユーモアと温かみにあふれる文章と、カラフルで愉快なイラストを散りばめたショートエッセイ56編をオールカラーで収載。
大人も子どもも楽しめて、かわいい装丁とサイズ感はプレゼントにもぴったり。
何気ない毎日の愛おしさに気がつき、前向きになれる一冊。
【もくじ】
Part1 ゆすらんめのジュース、カフェジンニョ、たんぽぽサラダ、メイズ・ビスケット ほか全14話
Part2 みそ汁問題、クリスマスの鍋料理、いちじくと小鳥、思い出は待っている ほか全14話
Part3 そーめんランチ、くりご飯、ぬか漬け、きょうの料理 ほか全14話
Part4 つまみ食い、孤独なスープ、卵さま、カリコリが好き ほか全14話
内容説明
『魔女の宅急便』の角野栄子が“食”をテーマに描くカラフルで愛おしい56のエッセイ。たんぽぽの汁に亡き母を思った子ども時代、弟と1個の卵を分け合った戦時下、バカヤローという魚に出合ったブラジル生活―。
目次
1 (ゆすらんめのジュース;カフェジンニョ ほか)
2 (ソッパ ソッパ ソッパ;終の靴 ほか)
3 (海の泡;そーめんランチ ほか)
4 (つまみ食い;昭和 ほか)
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
東京・深川生まれ。大学卒業後、紀伊國屋書店出版部勤務を経て24歳からブラジルに2年間滞在。その体験をもとに書いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で1970年作家デビュー。1985年に代表作『魔女の宅急便』で野間児童文芸賞、小学館文学賞受賞。2000年に紫綬褒章、2014年に旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞。2018年に児童文学のノーベル賞ともいわれる国際アンデルセン賞作家賞を受賞。2023年11月に江戸川区角野英子児童文学館が開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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