NHK連続テレビ小説 らんまん〈上〉

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NHK連続テレビ小説 らんまん〈上〉

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140057346
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

植物学者・牧野富太郎の人生をモデルにした注目の朝ドラを完全小説化。

連続テレビ小説108作目「らんまん」は高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を、美しい草花の情景とともに描き出す。
本書は、ドラマの脚本を基に、ストーリーやセリフを小説として楽しめるようにしたノベライズ上巻。放送に先んじて、ストーリーをいち早くお届けする。

<物語>
江戸時代末期の1862年(文久2)、高知で酒造業を営む裕福な商家に待望の男の子が誕生する。のちの天才植物学者・槙野万太郎(神木隆之介)である。万太郎は、明るい性格だが、虚弱な子ども。なぜだか植物のことが好きで、集中すると周りのことも目に入らなくなってしまう。しかし愛情深い母親・ヒサ(広末涼子)や、姉の綾(佐久間由衣)、幼なじみの竹雄(志尊 淳)に見守られ、万太郎はのびのびと育つ。万太郎が6歳のときにヒサが病気で亡くなると、万太郎は、祖母・タキ(松坂慶子)の手で育てられる。学問所・名教館に入った万太郎は、最初は学校生活になじめなかったが、植物の名前が載った本と出会い、「その本が読みたい」という思いから、熱心に勉強するようになる。

その後、万太郎は学業の面でメキメキと頭角を現し、英語・地理・物理・天文など西洋の学問を次々と吸収していく。やがて明治新政府のもと新たな学校制度が始まり、万太郎も小学校に通い始めるが、その教育レベルの低さに物足りなさを感じて自主退学。その後は家業の手伝いもそこそこに、大好きな植物採集に明け暮れる生活を送るようになる。

東京上野で開催される博覧会をきっかけに万太郎は初めて上京。その旅のなかで憧れの博物学者たちと出会い、日本各地の貴重な植物や海外から来た珍しい植物を目の当たりにする。「いつか必ず日本の植物のすべてを明らかにしたい!」──万太郎の植物学への情熱に火が付いた。万太郎は、東京大学植物学研究室の門をたたく。水を得た魚のように研究に没頭し、新種を次々と発見、学名をつけていく万太郎だった──。

内容説明

好きなもののため、夢のため、一途に情熱的に突き進んでいく!春らんまんの明治の世を舞台にした、植物学者・槇野万太郎の大冒険。植物学者・牧野富太郎をモデルにしたオリジナルストーリー。

著者等紹介

長田育恵[オサダイクエ]
劇作家・脚本家。1977年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。07年に日本劇作家協会戯曲セミナーに参加し、翌年より井上ひさし氏に師事。09年劇団「てがみ座」を旗揚げ、以降、全戯曲を手がける。演劇作品において、15年文化庁芸術祭演劇部門新人賞、16年鶴屋南北戯曲賞、18年紀伊国屋演劇賞個人賞、20年読売演劇大賞優秀作品賞など受賞多数。21年特集ドラマ「流行感冒」でギャラクシー賞奨励賞・東京ドラマアウォード優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ihatov1001

2
植物学者槙野万太郎の物語上巻です。土佐の造り酒屋「峰屋」の跡取りとして生まれた万太郎ですが、幼少の頃より家業の酒造りよりも学問が好きで、特に植物のこととなると寝食を忘れて研究に励みます。やがて家業を姉に譲り、上京し東京大学の門をたたきますが、しょせんは素人研究家で学徒としてのキャリアがなければ、学会に知られた実績もあるわけでもない万太郎はアカデミアの壁にぶつかります。それでもだれにも負けない植物学への情熱と、持ち前のひたむきさで少しずつ壁を崩し、皆に認められ始めます。少しさかなクンを思い浮かべました。2023/07/09

cloud9

1
この表紙…ポスターにもなってるけど、話の内容からして違和感があります。2023/04/05

成城アイル

0
大好きならんまんを小説で読めるとはと手に取った一冊。小説だからこそ理解が深まる部分もあり、読んでよかった一冊だった。特に万太郎の祝言のところがよかった。

Gaudi

0
今回の連続テレビ小説は批判もなく進んでいるように思いますね。あまりにも、ここまでの作品が酷かったのかな。 万太郎のキャラも良いし、スエちゃんも可愛いのでさらに良いですね。 最後はどのように締めくくるつもりかな。楽しみです。2023/08/06

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