とりあえずお湯わかせ

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とりあえずお湯わかせ

  • 柚木 麻子【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • NHK出版(2022/10発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140057292
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

このエッセイもまた、公開の日記帳だ。前向きで後ろ向きで、頑張り屋で怠け者で、かしこく浅はか、独特な人物の日々の記録だ(前書きより)――はじめての育児に奮闘し、新しい食べ物に出会い、友人を招いたり、出かけたり――。そんな日々はコロナによって一転、自粛生活に。閉じこもる中で徐々に気が付く、世の中の理不尽や分断。それぞれの立場でNOを言っていくことの大切さ、声を上げることで確実に変わっていく、世の中の空気。食と料理を通して、2018年から2022年の4年間を記録した、人気作家・柚木麻子のエッセイ集。各章終わりには書下ろしエッセイも収載。
目次
1.うちにおいでよ 2018年1月~12月
アメリカンダイナー/ご法度/インスタ叩き叩き/母の名言/母にだけ見えている/スーパーマーケット/レギュラー・オープンハウス・システム(前後編)/大人のおやつ/大阪旅行/完全食/地下街/もみの木/モテスクラップ/2018年の後日談(書下ろし)
2.うちの味、外の味 2019年1月~12月
クラシカルレシピ/誕生日プレゼント(前後編)/アートワーク/公園/ファッションフード/カップ焼きそば/味噌汁/それ(前後編)/メキシコ料理/アイデア/2019年の後日談(書下ろし) 
3.そしてコロナがやってきた 2020年1月~12月
家出(前後編)/おうち居酒屋/非常時/紙芝居/ママに武器なんていらない/ハンドミキサー/自粛明け/アフタヌーンティー/今日もなにもできなかった/誕生日/アップルパイ/記憶に残る店/クリスマス/ライフハック/2020年の後日談(書下ろし)
4.もう、黙らない 2021年4月~2022年3月
一番の好きな料理はなんですか?/「新しい」こいのぼり/ただいま、勉強中/楽しむ姿を見せることステイホームの工夫疲れ/顔ハメ写真/幸せそうで、何が悪い/徹夜明け/ホッとできない私へ/大人のいい女(前後編)/クリスマスの試食販売/集中できる場所/手巻き寿司/子連れで、恐怖しない世の中を

内容説明

このエッセイもまた、公開の日記帳だ。前向きで後ろ向きで、頑張り屋で怠け者で、賢く浅はか、独特な人物の日々の記録だ。

目次

1 うちにおいでよ 2018年1月~12月(アメリカンデイナー;ご法度 ほか)
2 うちの味、外の味 2019年1月~12月(クラシカルレシピ;誕生日プレゼント(前編) ほか)
3 そしてコロナがやってきた 2020年1月~12月(家出(前編)
家出(後編) ほか)
4 もう、黙らない 2021年4月~2022年3月(一番の好きな料理はなんですか?;「新しい」こいのぼり ほか)

著者等紹介

柚木麻子[ユズキアサコ]
小説家。1981年東京都生まれ。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、2010年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

303
柚木 麻子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。コロナ禍のお仕事&子育てエッセイ、母親になって以前より丸くなったかも知れません。 https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000057292022.html2022/11/05

Karl Heintz Schneider

152
柚木麻子さんにしては珍しいエッセイ。恐らく他にはないと思う。4年前から雑誌に連載していたコラムをまとめた物。連載が始まった時はちょうどお子さんを出産したばかり。子育てとコロナに振り回された苦労話がメインとなっている。「何も手につかない時はお湯を沸かせ。そうすればお茶を飲むなり野菜を茹でて一品作るなり最低でも部屋を加湿できる。停滞を脱出するとっかかりになる。著者の母上がいつも口にしていたこの言葉がそのまま本のタイトルになっている。どんな時でもお湯さえ沸かせばきっとあなたも大丈夫。読む人にそう語りかけてくる。2022/11/26

モルク

149
四年間に渡るエッセイ集。「とりあえずお湯わかせ」の題名は桐島洋子さんの「聡明な女は料理がうまい」からとのこと。若い頃読んだ。すっかり忘れていたけど確かに読んだ。私も起きると先ずお湯を沸かす。とりあえずコーヒーを一杯、あとはポットに入れておくとなにかと重宝。本作品は幼子との子育て真っ最中コロナが蔓延。元々肺に持病がある柚木さんは普通の人以上に気をつけねばならず、保育園にも預けられないのにさらに仕事が…という生活、その大変さは凄まじい。笑えるもの、考えさせられるもの、いろいろあって楽しかった。2023/11/12

mukimi

145
コロナ禍の育児と仕事に葛藤する等身大エッセイ。活字を読む余裕の無かった産後2週間が過ぎやっとのろのろ読み始めたのが本書で大正解。疲労と閉塞感と不安を共有し伴走してくれる、戦う(戦わぬ日もあってよし)女性のための書。映画や書籍や友人や自己の内面など凡ゆる事柄へのアンテナ感度が抜群。なぜ女ばかりが男を赦さねばならんのだ、国民ばかりが政策を許容せねばならんのだとアンガーマネジメントの本を叩き捨てるくだり、両親が離婚した日の号泣バイトのエピソード、母が好きだから老いる自分も苦じゃないとの言葉に心を鷲掴みにされた。2024/02/25

ネギっ子gen

112
2018年から2022年まで、NHK番組「きょうの料理ビギナーズ」のテキストにて連載されたエッセイを中心に、初めての育児とコロナ禍の中で直面したことや日々思ったことなどが綴られた、初エッセイ集。タイトルは著者の母親の口癖から。<何も手につかない時はお湯を沸かせ、そうすればお茶を飲むなり、野菜を茹でて1品つくるなり、最低でも部屋を加湿できる、いわば停滞を脱するとっかかりを最もハードルの低いところでつかめ、という家訓のようなものだ>と。元ネタは、桐島洋子『聡明な女は料理がうまい』ですか。懐かしい名前と書名。⇒2023/06/13

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