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内容説明
明治維新を乗り越え、嫁ぎ先の家業を立て直したヒロイン・あさ。夫の愛情や家族の理解に支えられ、また、五代友厚らの助けを得て、あさは実業家として成長し、炭坑や銀行など新しい事業に乗り出す。一方、姉のはつは一家で和歌山へ移り、みかん農家として再出発していた。やがてあさは、日本に女子の高等教育を広めようと奔走する成澤泉と出会い、「女子の大学校設立」というさらなる目標に向かっていく。
著者等紹介
古川智映子[フルカワチエコ]
青森県出身。東京女子大学短期大学部英語科、同大学文学部日本文学科を卒業。国立国語研究所で『国語年鑑』の編集に従事、その後東京都内の私立高校教諭を経て、執筆活動に入る
大森美香[オオモリミカ]
福岡県出身。テレビ局勤務を経て脚本家に。2005年、ドラマ「不機嫌なジーン」で第二十三回向田邦子賞を史上最年少で受賞。映画監督や小説家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どん
6
TVの映像が必要だな。2017/08/24
藤子
4
ドラマは観てなかったけど、キスティングは知っていたので 読みながら頭の中では俳優さんが動き回ってました(^^;)読後感の良い作品で、高視聴率だったのも納得でした。2017/06/09
コッコ
2
思わず映像を見返したくなる本だった。 読んでいくごとに場面ごとの光景が思い出され、胸がいっぱいになった。 ただ、新次郎や惣兵衛が亡くなる時をドラマのように具体的に載せてほしかった…という思いもあり。 そこはあっさり進んでしまった気がし、ちょっと残念。 2018/06/23
千頼
2
読破してしまった…。腹立たしさすら感じた菊が年取って亡くなって、旦那さまが当たり前の順番のように亡くなって…。葛藤し合いながら支えてくれたよのが亡くなって、気付けば孫ができて、旦那さまがいなくなる恐怖を味わって、亡くなって、自分も年老いて…。当たり前の人間の営みや時の流れがここにはあるんだなとしみじみ感じた。命は完結するものじゃないな。そして仕事と家庭の両立は本当に悩みどころ。あー。あさが来たもう一回観たい!【図書館本】2017/05/10
Yuuki Kushima
2
明治時代に女性が銀行を立ち上げる、フィクションを交えての作品ではありますが一つのドキュメントとして楽しむことができました。2016/09/19