内容説明
本当に大切なものは、当たり前の暮らしの中にありました。平凡なことを積み重ねて非凡へ…ドキュメンタリー映画『天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”』の監督が、レンズの余白に見いだした、日本人の忘れ物。
目次
第1章 辰巳芳子の凄さを誰も知らない
第2章 辰巳芳子に学ぶ、歳の取り方
第3章 辰巳芳子は風土のいとし子
第4章 辰巳芳子の料理はどこが違うか
第5章 カメラが見つめた400日
第6章 辰巳芳子は忘れない
著者等紹介
河邑厚徳[カワムラアツノリ]
1948年生まれ。1971年東京大学法学部卒業。映画監督。女子美術大学教授。元NHKエグゼクティブ・プロデューサー。在籍39年間で、NHKのドキュメンタリー作品で新しい映像世界を開拓した。主に精神世界、アート、教育、現代史などをテーマに国内外の賞を受賞。定年後、初めての映画『天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”』を監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gram1126
1
★★★2016/10/29
ことり
1
辰巳芳子について気になって買ってみた。 お役に立つかしらの方が、私にはよかった。 命を支えるためのスープなどのエピソードを通じて、心を込めて丁寧に料理することの大切さや意義を伝えられる。 2013/10/27
マリアム
0
今まで、厳しい人というイメージがありました。偶然に観たインタビュー番組で、訥々とした語り口に一本軸がある。誠実で優しい人柄を感じました。私には母親の年代になりますが、とてもお若いです。期末試験のつもりで毎年煮しめを作る、本当に日本に生まれて土地の根菜を食べる、こんな健康に即した事はないと思う。今年は全部は出来ぬとも数品は作りたい。2015/03/22