内容説明
天下統一を目前にした織田信長は、統一後の新たな国家像を描いていた。それは、これまでの体制を覆す信じ難いものであった。葬り去られることを知った朝廷や家臣たちは戦々恐々となる。一方信長によって虐殺された伊賀者たちの残党は、激しい復讐の炎を燃やしていた。明智光秀、羽柴秀吉、黒田官兵衛、里村紹巴、織田信忠、そして朝廷も…誰もが信長を亡きものとする動機があり、誰もが信長に恐怖していた。複雑に絡み合うそれぞれの思惑と動き、リアルタイムで展開する権謀や策略。そのすべてが運命の一日、天正十年六月二日に向けてなだれ込んでゆく。
著者等紹介
富樫倫太郎[トガシリンタロウ]
1961年北海道生まれ、北海道大学卒業。1998年、第4回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』(後に『地獄の佳き日』と改題)でデビュー。『早雲の軍配者』が第32回吉川英治文学新人賞の候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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