内容説明
幕末の暗雲がたちこめるなか、戦いの火ぶたとなった鳥羽・伏見の戦いで幕府軍は敗れ、会津は新政府軍から逆賊として扱われる。新政府軍との力の差は歴然、会津はしだいに窮地に追い込まれていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kazu@十五夜読書会
64
NHK大河ドラマ『八重の桜』シリーズ第2巻。幕末の暗雲がたちこめるなか、戦いの火ぶたとなった鳥羽伏見の戦いで幕府軍は破れ、会津藩は逆賊として扱われる。鶴ヶ城での籠城戦で多くの仲間が死んでいくなか、男装し自ら銃を持ち最後まで奮戦した八重だったが、白虎隊の無念の死、夫との別れを経て、会津戦争は敗北をむかえる。NHK出版 (2013/3/26)、無知だった会津の歴史が良く分かる。録画しているドラマ視聴沿って読書、次巻七月末発売?も図書館の蔵書待ち。2013/06/22
糜竺(びじく)
47
2013年に放送されていた大河ドラマ「八重の桜」のノベライズ本です。第2巻です。会津藩主の松平容保達が京都守護職としての務めを果たすために京都で獅子奮迅するというものでした。しかし、会津藩は真面目で誠実ですが、不器用でもありました。その為、長州藩と薩摩藩の謀略により会津藩、江戸幕府側が段々と窮地にへと追いやられていきます。非常に目の離せない展開でした。2016/02/27
sin
30
今年、たけふ菊人形はこの八重の桜です。菊人形の場面を選別する作業はある程度形がついていますが、その場面々を理解するために読んでいます。いままで幕末と言う時代を年表的に捉えてきたようです。ここには時代の流れに飲み込まれていく藩の姿がありありと描き出されていて身につまされます。歴史は教科書的に主な出来事で綴られるものではないということです。2013/04/12
koba
25
★★☆☆☆2013/10/27
ちゃこてい
9
会津藩はどうなってしまうのか?? 大河の西郷どんは大好きだが、この本の西郷は憎い…。そして徳川慶喜、なんてちっさい男なんだ、呆れてモノが言えないわ。2018/08/16
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