向田邦子のかくれんぼ

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向田邦子のかくれんぼ

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140056011
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

「寺内貫太郎一家」「あ・うん」「阿修羅のごとく」など。―数々の向田ドラマの色あせない魅力や、生前の知られざるエピソードを新鮮な切り口で伝える。没後30年、よみがえる向田ワールド。

目次

一九八〇年―赤坂
ラストシーン―阿修羅のごとく
デビュー
友情・モラリッシュ―あ・うん
余白の魅力―隣りの女
昭和の原風景―冬の運動会・胡桃の部屋・蛇蠍のごとく
コンビ誕生―寺内貫太郎一家
森繁戦争―だいこんの花
そして「向田邦子賞」
「賞」の話〔ほか〕

著者等紹介

佐怒賀三夫[サヌカミツオ]
1926年、茨城県に生まれる。旧制東京高等工芸学校(現・千葉大学工学部)卒業。67年、東京新聞文化部記者を経てフリーとなる。評論家。72年から97年まで、文化庁芸術祭賞、芸術作品賞テレビ部門審査員、並びに芸術選奨選考審査員を務める。他に毎日芸術賞諮問委員、放送文化基金賞専門委員など。また68年「テレビ大賞」(87年、中断)、82年「向田邦子賞」の創設に係わる。現「向田賞」運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぐうぐう

35
12年前、向田邦子の没後30年に刊行された佐怒賀三夫のエッセイ集。長年テレビ批評をしてきた佐怒賀のエッセイは評論の手法を取りつつ向田脚本を解読しながらも、しかし評論的な冷たさを感じないのが特徴だ。エッセイの中で佐怒賀が指摘している通り、向田は直木賞作家となったが意外にも本業のテレビでは賞に恵まれなかった(没後にいくつかの賞を取るが)。同じテレビ業界にいる身として佐怒賀に忸怩たる思いがあったことは想像に難くない。よって彼の向田に向ける眼差しは熱く優しく、と同時に深くなっているのだろう。(つづく)2023/06/20

りえこ

6
卒業論文は向田邦子論だったので、向田邦子さん関連本は読むようにしています。又、向田作品を読みたくなりました。自分の産まれる前のテレビドラマの事がたくさん書かれていて、見たいなと思いました。2012/01/19

千頼

2
この1年ほどで一気に向田邦子さんにハマり、関連本は欠かさず読もうとしているところ。これはなんだかすごく寂しくなる一冊だった。作品というよりも、亡くなってからの時間がすごくすごくもう昔なんだなぁと思ってしまう。向田さんのイキイキとした作品を読みたくなった。【図書館本】2021/09/26

rinrin

0
【BOOK(2014)-222】!!!!!2014/11/21

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