内容説明
語り尽くせないほどの「ありがとう」。隣にいるのが当然だった。あなたのかけがえのなさに、ようやく気づく。3組の夫婦が織りなす物語。
著者等紹介
田渕高志[タブチタカシ]
ライター・劇作家。1957年島根県益田市生まれ。神奈川大学スペイン語学科中退。韓国ドラマ「美しき日々」「オールイン」ほか多くの作品をノベライズ。舞台劇に「東京」「ポルノ小説」「ホテル・バッカス」など。2008年大河ドラマ「篤姫」脚本協力も
古沢良太[コサワリョウタ]
脚本家・戯曲家・シナリオライター1973年神奈川県生まれ。東海大学文学部卒業。2002年「アシ!」で第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞しデビュー。「ALWAYS三丁目の夕日」で、第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タン
5
専業主婦で30年、夫は定年を迎えるが家庭を顧みず仕事に没頭、ほかの女の影もちらほら。娘が一人、不倫のはてに子供を身ごもり、でも違う男性と生活。そして夫の定年が来てすぐ離婚。かたや子供がいないけど夫婦仲のいい魚屋。でも奥さんは、病魔に侵されていた。恋愛が苦手な翻訳家と出世に失敗し奥さんの病気を見つけられず手遅れとなり死なせてしまったコブ付きの医者との関係。うちは今のところどれにもあてはまらずです。元気に二人とも60までいれるかしら?お酒は程々にしようと思いました。2010/08/22
舟江
4
NHKのドラマを原作として書いた本の様だが、ただ単にストーリーを追っただけの内容だった。タイトルにも「小説」とうたっているのだから、もう少し掘り下げて欲しかった。これでは、あらすじを読んでいるようだ。しかしながら、ストーリーは面白かった。2020/04/19
み~くま
4
「夫婦ってなんだろう・・・」 そんな疑問を抱いたことのある方なら、きっと共感できる部分があるはず。我が家はまだ結婚12年目の若輩夫婦ですが、それでも一緒に暮らす間には小さな波風がいくつも立ちます。言葉に出さないこと、言葉には出せないこと・・・本当に様々な想いがあって・・・☆でも、できることなら生涯をともに歩いていきたい。改めてそんな気持ちにさせてくれたお話でした。既婚者の方だけでなく、結婚を考えている方や、いろいろな事情で恋することを恐れている方にぜひ読んでいただきたいです。2009/06/05
kj
3
一日ですらっと読めた。 3組の夫婦がでてくる それぞれの人生があるけれど 最後はみんなうまくいく みたいな感じ。 一歩振り返る勇気を持ちましょう♪2009/08/17
鈴川愛夏
2
小説の内容に感動して号泣していたら看護師にまた心配された。2019/01/12
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