内容説明
NHK大河ドラマ「篤姫」の原作者が描く、主人公・天璋院篤姫の波瀾の生涯。
目次
第1章 篤姫とふるさと薩摩
第2章 入輿に向けて
第3章 江戸城大奥というところ
第4章 将軍家定の御台所として
第5章 篤姫と和宮と幕末動乱
第6章 柳営二百六十年の最期
終章 それぞれの明治
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こぽぞう☆
20
図書館本。体調不良で10日ほど読書が捗らない日々が続いてる。この本は小説ではなく、篤姫とその周囲に関する歴史エッセイ的なもの。大河ドラマ「西郷どん」で篤姫に興味持って読んでみた。篤姫の力強い生き方も面白かったが、長年の疑問だった、現代の徳川宗家が何故、慶喜の子孫ではないのか?の答えが書いてあって嬉しかった。2018/04/14
rokoroko
19
小説のダイジェストのような本。ドラマは好きだった。小説も読んだ2010年ごろだった。鹿児島に行き彼女のこと考えた。一人で時代を生き抜いた薩摩の女性だ。また彼女の人生を反芻できた2024/08/22
はなぶさ
7
非常に解りやすく描かれている。激動の時代のなか德川家への人一倍の愛情を持ち、自分の生涯をかけて筋を通し切った偉大な人物像が伺えた。恥ずかしながら、篤姫という人の生涯を始めて知りました。大河ドラマも見て見たくなった。⭐️42016/11/15
なにょう
6
この本を読んでから幕末の大きな歴史の流れを理解することができた。2014/07/16
たつや
5
宮尾登美子の鬼龍院花子の生涯きっかけで、宮尾作品を、図書館で検索して見つけた一冊。篤姫の伝記ダイジェスト的本ですが、読みやすく、面白かったです。慶喜をはじめ、スターが大勢登場するのも良いし、大奥について、江戸から明治のワンシーンが篤姫を通して読め、圧巻でした。2025/03/29