ＮＨＫ連続テレビ小説 ちりとてちん〈下〉

藤本 有紀【作】/青木 邦子【ノベライズ】

ＮＨＫ出版（2008/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 301p／高さ 19cm
• 商品コード 9784140055274
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

内容説明

徒然亭若狭こと和田喜代美が徒然亭草若に入門してから２年余り。一人前の落語家となるべく内弟子修業に励んでいた喜代美は、年季明けと一門の復活がかかった一門会の高座にのぼることに。草々との結婚、草若の病、清海との再会。不器用ながらも成長していく喜代美はやがて「おかみさん」となる。家族と伝統をめぐる人情エンターテインメント完結編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[takaC]

おあとがよろしいようで。

2014/02/02

[スノーマン]

朝ドラを観てた時には、お母ちゃんみたいになりたない！と言って家を出た喜代美が、せっかく一人前の落語家となったのに『お母ちゃんみたいになりたい』と決めたシーンで、へ？と思った。でも本を読んでみると、なぜこうなったか、じわじわと伝わる。キラキラ輝いて目立つものだけが成功ではない。塗り箸や化石、落語を通して、人生の本質、人間のおかしみや哀しみが詰まったドラマだった。喜代美は主人公なのにネガティブで、ワチャワチャとウザい。なのに、本当にかわいかった。貫地谷しほりちゃんにしか演じられない笑　糸子も最高。

2024/02/13

[NATAN]

主人がNHKを見てはまっていたので、私は本をチョイス。 読んでいくたびに、どんどん話に引き込まれ、下巻も1日で読んでしまった。 お母ちゃんが草若師匠の最期を看取るときの台詞に号泣！ ひぐらし亭の名前を悩んでいるとき、草原兄さんが思いついた「ゲラゲラ亭」には大爆笑！！ 笑いあり、涙あり、そしてストーリーの緻密さに驚いたとても心温まる話でした。 やっぱり女の子の夢って「お母ちゃん」になることだよね♪

2012/02/26

[Vier]

ドラマ終わってから読んだけどやっぱ泣けるところは泣いちゃった（笑）　ドラマのビジュアルが出来てる状態で読めば（色々と名場面がよみがえってきやすくて）面白いかも。

2008/08/21

[sea0518]

現在再放送中のこのドラマにハマリ、読破です。私の脳内ではみんな本のとおりに動くので（笑）放送待ちきれない私はひとまず満足できました！そして毎日の放送で、楽しみます

2013/12/10