脱税許すまじ

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  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140054994
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

増税だけで国家の財政を再建することはできない!日本初のマルサの男の生き様から、税の公平とは何なのかを問う、書き下ろし歴史小説。

著者等紹介

渡辺房男[ワタナベフサオ]
1944年、山梨県甲府市生まれ。東京大学文学部仏文科卒。NHKディレクターを経て、現在(株)NHKエンタープライズ・プロデューサー。1999年、『桜田門外十万坪』で第23回歴史文学賞受賞。同年、『指』で第18回世田谷文学賞受賞。2001年、『ゲルマン紙幣一億円』で第15回中村星湖文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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シュラフ

1
明治20年、日本に所得税が導入。若い税務署員がこの小説の主人公。新しく導入された所得税をめぐる話と並行してすすむ社会主義運動が絡み合いストーリーは展開していく。所得税導入の背景は清国に対抗すべく海軍力を整備するためのもの。やがて青年は戦争準備のための所得税徴収に疑問を感じはじめる。時代に翻弄される青年の破滅を描く。 2012/12/05

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